本末転倒「ごみ袋」が在庫30年分の「ごみの山」になるという珍事
三重県志摩市で「ごみ袋」が文字通り「ごみの山」になる前代未聞の珍事態が起きている。
志摩市はおととし、新しい不燃ごみ用の袋を導入した。その容量は40リットルと45リットル。例えばスプレー缶を入れると9本の差が出るくらいの違いがある。
ところが不思議なことにこの2つの袋の値段設定が、なぜか全く同じ50円だったのだ。どっちがオトクか、もちろんお分かりだろう。「大は小を兼ねる」ではないが、同じ値段ならたくさん入る方を選びたくなるのが人情というもの。その結果、40リットルの袋が全く売れない事態になってしまったのだが、その売れ残り方がハンパないのだ!
1箱に入っているごみ袋は500枚。453箱あるので500×453で、袋の総数はなんと22万6500枚。ちなみに平成27年度に売れた40リットル袋は7500枚だったことから考えると、22万6500枚の袋の在庫は7500で割って、約30年分もあるのだ。
それだけ保管すると袋も劣化するし、管理費用もかかる。処分するにもその分コストもかかってしまう。
そこで、ごみ袋問題の解決を公約に掲げた新市長が誕生!45リットル袋と40リットル袋を両方値下げしてしまおう!という新しい作戦を打ち出したのだ。
2種類とも大幅なディスカウントを達成してこれで万々歳!と思ったら「とくダネ!」イチの知性派、菊川怜が妙案を出してきた。
菊川「最初に40リットルの値段を下げて、さばけてから全部の値段下げたらいいんじゃないですか?」
なるほど、これなら住民の抵抗も少ないし、市の減収も抑えられるのではないだろうか。志摩市の方、菊川からの提案をよかったら検討してみては…いやいや、もう間に合わないか?
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