街中を疾走するスーパーマリオ風カートを追っかけてみたら大変なことになっていた

街中を疾走するスーパーマリオ風カートを追っかけてみたら大変なことになっていた

2017年05月10日 (水)
公式ツイッター @web_tokudane

みなさんは、外国人観光客たちが人気ゲームのキャラクター、マリオの格好をしてゴーカートのような乗り物で道路を疾走している光景を見たことがないだろうか?



このように、遊園地で見るカートにヘッドライトなど必要な装備を施して街を走れるようにした「公道カート」は外国人観光客たちのウケもよく、運営する会社は、とくダネ!がちょっと調べただけでも24都道府県にわたるほど広まっている。しかし、人気の高まりとともに事故も目立つようになったため、このたび国土交通省が、実態調査に乗り出すことになった。

しかし、公道カートはそれほど危険なものなのだろうか?実態を調べるため、とくダネ!が取材班を東京と大阪に派遣し公道カートを追跡取材すると、残念ながらルール違反やマナー違反、法令違反をたくさん目撃する結果となった。



信号で止まった時にカートから降りて記念撮影をする人。
ハンドルから手を放して自撮りする人。
不必要な蛇行運転をする人。
信号無視をして赤信号を突っ切る人。
長い車列で車線を変更しようとして後続車をストップさせるグループ。



中にはカートのブレーキランプが点灯していない整備不良とみられるカートもあった。



コメンテーターの深澤真紀は、公道カートを楽しんだことのある外国人に取材した経験から問題点を指摘した。



深澤「自分の国じゃないので、リアリティーがなくて、アクティビティーみたいな感じなんですって。それに元々、ゲームの世界観ですから」

また、公道カートには法律の盲点もあるようだ。というのも、道路交通法上は自動車に分類されるため、ヘルメットの着用義務はなし。そして、車体装備などについて定める道路運送車両法上は原動機付自転車に分類されるため、シートベルトの着用義務がない。



小倉「若者が『自動車は買えないけど、カートなら買える』と思うとするでしょ。しかも、ヘルメットはいらないからって、どんどん買って増えちゃうと大変なことになるよ」

カートそのものの価格もそれほど高くはないことから、小倉が予想する未来がやってくる可能性もないわけではないだろう。危険が増す前に、早急な対策が必要かもしれない。


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