なーんにもなかった小さな村が大ヒット商品で「稼ぐ田舎」に変身したヒミツ

なーんにもなかった小さな村が大ヒット商品で「稼ぐ田舎」に変身したヒミツ

2017年05月22日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

あなたの出身地には、何か自慢できる特産品や名産品があるだろうか?
今、日本全国で何億円ものビッグビジネスに成功し、住民の収入もグイグイ上がっている集落が現れているという。一体なんで稼げるのか、そのヒミツをのぞき見してきた。




【“少量多品目生産”で18億円の町】



人口約2700人の大分県日田市の旧大山町は、農協が運営する「木の花ガルテン」という施設に、年間約65万人の客が訪れ、去年は18億円も稼いだという。



この「木の花ガルテン」とは、山菜・野菜・果物・キノコといった地元の採れたて食材をふんだんに使った食べ放題レストラン。約50品の料理を1400円で食べられるのがウリだ。



もともと農地が狭く特産品もなかったことを逆手にとって農家のみなさんが、量は少なくても様々な旬の野菜や果物を収穫する“少量多品目生産”に転換。
今は全国に普及している直売所をいち早く始めたことで大成功を収め、今ではひっきりなしにお客さんが訪れる人気スポットになっている。


【おばちゃんの巻きずしで3億円の町】



兵庫県多可町の「マイスター工房八千代」には、開店前から100人ほどの行列ができていた。この店のヒット商品が「天船巻き寿司」だ。
 


巻いてあるのは、地元特産のキュウリ、しいたけ、かんぴょう、卵焼き…はっきり言って普通なのだが、絶妙な味付けが口コミで広がり、たった2時間で限定1500本が完売するほどの人気なのだ。



立川談笑リポーターの顔を見てもうまさが分るだろう。
特に特産品のなかった多可町でこの巻き寿司が開発されたのは15年前。地元のおばちゃんたちが「お金を貯めよう」を合言葉に団結して作り上げたもの。今でも40人が巻き寿司作りに精を出している。




【ナゾのかんきつ類で3億円の村】



銭湯にいる談笑レポーターが入っているのはユズ湯ではない。
湯船に入っている黄色いミカンのようなものは「じゃばら」というかんきつ類で、和歌山県にある人口わずか450人の北山村はこれで大儲けしているという。



実は「じゃばら」は北山村でしか収穫できない希少な果実。においをかぐと、かんきつ類らしからぬヒノキのような香り。それを絞って飲んでみると…



談笑「すっぺー!!」

地元の人も「まずい」とさじを投げる散々な評価。しかし岐阜大学の調査で、じゃばらには花粉症に効果があるという「ナリルチン」が、飛び切り多く含まれていることが分かったのだ。
さらにお風呂に入れると肌がスベスベになると評判になると全国から注文が殺到。そこで村が生産体制を整えると、3億円に迫る売り上げを記録するようになったのだ。

談笑「じゃばらをたくさん買っていく人がいたので、調べてみると花粉症に『効く!効く!』って言う人がたくさん現れたので、成分を調べてみたそうです」

ここで突然、小倉のダジャレ魂に火が付いた!



小倉「効く効く、キクキク、菊川怜」

菊川「大丈夫ですか?」


急に変な感じに燃え上がった小倉のテンションを菊川が緊急消火!

それはともあれ、今回紹介した田舎では、地元では当たり前すぎて見過ごしがちだったものを、運と知恵とパワーをフル回転し、上手に特産品に育て上げていた。『稼ぐ田舎』は他にもまだまだありそうだ。そんな自慢の田舎があったら、是非番組にも知らせていただきたい。

【情報メール】jyouhou.research@info.fujitv.co.jp
【Twitter】https://twitter.com/web_tokudane
【Facebook】https://www.facebook.com/tokudane.official/(メッセージボタンからどうぞ)


とくダネ!SNSアカウント三きょうだいをよろしくお願いいたします!
☆公式Facebook とくダネ!(@tokudane.official)
☆公式Instagram 【公式】とくダネ!(tokudane_official)
☆公式Twitter とくダネ!【公式】(@web_tokudane)

公式ツイッター @web_tokudane
このページのトップへ
このページのトップへ