「ウナギに代わりまして、代打パンガシウス?」 食卓のニューフェイスが登場!

「ウナギに代わりまして、代打パンガシウス?」 食卓のニューフェイスが登場!

2017年07月20日 (木)
公式ツイッター @web_tokudane

近頃スーパーなどで、変わった名前でお値段控えめな魚が並んでいることをご存じだろうか?そこで今日は、「木曜のおぐら家」リポーター石井てる美が、おなじみの小芝居生中継!



石井「あ〜っ蒲焼おいしそう!いただきま〜す。う〜ん、香ばしくてフワフワしてて美味しい!」



この蒲焼のお値段は645円とかなりリーズナブル。なぜかというと、実はウナギではない魚なのだという。それを解説するため、鹿児島大学水産学部長の越塩俊介さんが登場したのだが…



石井「ダーリン買い物ついてきてくれたの? 今晩のおかずはこれにしようかしら、ねえダーリン?」
越塩「私はダーリンじゃないですけど、おかずにはいいと思います」
石井「あ〜ん」



長〜い小芝居と、さらに「あ〜ん」まで付き合って頂いた越塩さんに気になる蒲焼の正体を教えてもらった。



これは主にベトナムで養殖されている、ナマズ目パンガシウス科の「パンガシウス」という淡水魚。実は近年、白身魚として有名な「スケトウダラ」の漁獲量が年々減少。そこで水産関係各社は試行錯誤を重ね、ニューフェイスの白身魚を日本市場に導入。その調理法の一つとして蒲焼が開発されたのだ。



こちらのイカ刺しのような一品は、市場に出すための準備段階まできているものだ。
実は、スルメイカも漁獲量が下落しているため、それに代わるものとして開発が行われていたのだ。


石井「その正体はイカに?」

ダジャレはうまくいったが、クイズは誰も答えられず うまくイカなかった。それもそのはず、イカもどきは、こんな意外なモノだった。



海藻エキスと米粉をミキサーで混ぜて固めるだけ。カロリーも低く、イカのアレルギーを持った方にも楽しんでいただけるといいことづくめの食材なのだ。


ちなみにパンガシウス蒲焼を味にうるさい小倉が試食した感想は?



小倉「ウナギじゃないでも美味しいよね。うん美味しい!」


絶品食材に負けず劣らない代替食材。代打出場からレギュラーになる日も近いかもしれない。


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