まるで実写のよう…中村メイコさんの長男が描く絵画のデキがハンパない!

まるで実写のよう…中村メイコさんの長男が描く絵画のデキがハンパない!

2017年10月05日 (木)
公式ツイッター @web_tokudane

まずはこちらをご覧いただこう。水面に浮かぶ睡蓮が風情を感じさせてくれる。





そして、こちらは朝日が差し込むスペインの古い街並み。





どれも美しい写真かと思いきや…な、な、なんと、これらは全て絵画なのだ!
信じられないクオリティー。
描いたのは、映画デビューしてから80年の女優・中村メイコさん(83)の長男、神津善之介(よしのすけ)さん(44)。



父の善行(よしゆき)さんも作曲家という芸術家一家で育ち、義理の兄には俳優の杉本哲太さんがいる。





スペインに渡って25年という善之介さん、実は最初から画家を目指していたわけではない。取材した小柳美江リポーターによると…



小柳「お父様は、本当は自分と同じ音楽家にしたかったそうなんですが、善之介さんの音痴がなかなか治らないので、『じゃあ、絵を描かせようか』ということで、スペインに行かせたとおっしゃってました」

大正解な選択だ。スペインに行ったことで自分を見つめ直すことができるようになったという。
そんな善之介さんは、母・中村メイコさんの意外な一面を描いた作品もある。



題名は「老女優」
まさに息子にしか付けられないタイトルだが…なぜこんな姿を描いたのだろうか?善之介さんいわく、「たまにお酒を飲んで、うつらうつらし始めた母親って、多分、普通の人は見たことがないと思うので、その瞬間をちょっと描いてみたいなと思って」

これらの作品65点は、東京・港区にあるスペイン大使館で開催されている「神津善之介絵画展 在スペイン25年の軌跡〜paso a paso 一歩ずつ〜」で、10月21日(土曜)まで無料で見ることができる。

我々番組スタッフは芸術にはかなりうといので“まるで実写のよう”と表現したが、芸術に精通していて、実際に足も運んだ小倉がこうコメント。



小倉「日本は写実がブームなんですが、神津さんは『自分は手先がそんなに器用ではないので、本当に細かい写実は描けない。ただ、ちょっと離れて見た時に本物の写実だなっていう風な絵を描きたい』とおっしゃってました」


あのクオリティーで手先が器用ではない!?そう言われても、やっぱり写真のようにしか見えない…。
そのスゴさを自分で確かめてみてはいかがだろうか?






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