凶器は高圧洗浄機…被害者の体に残された傷跡が語る“威力”
被害者の男性がシャツを脱ぐと、腕から背中にかけて縦横無尽に痛ましい傷跡が走る。
男性は宇都宮市に住む元解体業者で、体の傷は年下の先輩社員よる暴行の跡だという。
「仕事が遅いんだよ!」
そう言って向けられたのは高圧洗浄機。
強力な水流を浴びた体は 場所により出血するに及んだ。
専門家に寄れば、強力な圧力を当てた体は火傷に似た症状が出るのだという。
高い圧力を加えた水流で洗剤を使わず汚れを落とす機械で、最近は家庭用としても普及し始めている。
しかし事件で使われたのは、ガソリンエンジンで動く業務用の高圧洗浄機だ。
一般的な家庭用の高圧洗浄機1平方センチ当たり60〜100Kgの圧力だが、業務用は100〜1000Kgと桁違いに強力。
とくダネ!では 業務用の威力を試していたが、リンゴやキャベツは水が触れるや真っ二つ。
ベニヤ板にも数秒で穴が開き、使い方を誤れば自分の手に穴を開けてしまうこともあるという。