これって友達? 教師と生徒のSNSはアリなのか?
昔、教師と生徒の関係にはハッキリと上下関係があったが、
今は驚くほどその関係性が変化している。
教師と生徒がSNSを使って気軽にやりとりをしているのだが、
その内容にはぶったまげてしまった。
「今日は7時に来るか?」
「今日はいかなーい!」
「はいよー」
「明日行っていいー?」
「いいよー」
も、もしや、これって男性教師が自宅に女子生徒を誘っているの?
いえいえ、実はこのやりとり、男性教師が女子生徒に学校に来るかどうかを聞いていたのだ。
生徒はタメ口を使い、もはや教師の威厳もへったくれもない…
昔は電話で行っていた遅刻連絡をSNSで済ませる生徒までいる始末。
SNSでライトなやりとりをすることによって、友達のような関係になってしまっているのだが、
こういった教師には話がしやすいのか、生徒からは好評を得ているようだ。
だが、娘と教師がSNSでやりとりをしていることを知った母親はかなり驚いていた。
そりゃ、そうだよな…年々、教え子に対するワイセツ行為の件数が増えているわけだから…
SNSでの教師と生徒のやりとりについては、メリット・デメリットの両面があって善悪をつけるのは難しいというのも事実。
SNSをうまく利用して、1人の生徒を救った教師がいた。
親の育児放棄が原因で中学校に通えなくなった男子生徒に、
教師がSNSで「誕生日おめでとう!」などとメッセージを送り続けた。
生徒からの返信はなかったが、1年間励ましのメッセージを送り続けたところ、
ある日、こんなメッセージが返ってきた!「受験頑張ります」
そして、この生徒は見事、高校に合格したということだ。
スタジオでは、教師と生徒の関係をめぐって激論となった。
経済ジャーナリストの木暮太一さんはこうコメント。
「使い方次第。昔、金八先生のドラマでも先生が生徒を家に呼んで交流を図るというのがあったが、それを誰も問題視しなかったのは意図がしっかりしているから」
一方、反対派は…
小倉「生徒が先生にタメ語で送るってどうなの?」
さらに産婦人科医の宋美玄さんはズバッとこう指摘。
宋「若い人の、面と向かってのコミュニケーション能力が落ちてると思う。今はごめんなさいも絵文字だし」
さて、あなたはどう思うだろうか?
ツイッター@web_tokudaneをフォローして、つぶやいてみてください。