天達inフィンランド! 10年間温めてきた『夢』を とくダネ!が叶える!?
気象予報士になって10年、天達予報士にはずっと胸に抱き続けた夢がありました。
それは…オーロラを見ること。
オーロラは、太陽から放出された電気を帯びた粒子が地球の磁場に吸い寄せられて起きる、極地付近でしか観察できない神秘的な発光現象。
天達が向かったのは直行便で10時間半かかるフィンランド。
オーロラが出現するのは上空100〜500キロの間なので、もちろん天気が悪かったら雲にさえぎられて見られません。
これまでも取材先で気象現象には巡り合えないことが多かった天達。やはり…
1日目は…雪のため断念。
2日目は…伝統のトナカイ料理を堪能するも、オーロラはまた現れず。
3日目は…オーロラを寝て観察するために作られた半球状の宿泊施設を訪問。ガラス張りの暖房の効いた部屋で待つも、またしても不発。
4日目は…昼の間、フィンランド発祥といわれるサウナを体験。
20分体を温めたあとは、雪に埋もれた凍てつく川に浸かるのがフィンランド流。
覚悟を決めて川に入った後、震えながら外に飛び出した天達。
「サウナ! サウナ!」と叫ぶも…ふと気が付くと、なぜか雪の中でも寒くない…
不思議さのあまりタオル一丁で雪原をうろつく天達。
その姿を、通りがかりの地元の人は不審そうに眺めていた…。
オーロラを見たいという夢を持ちながら空振りを続けたものの、一方でフィンランドを満喫してきた天達。
そして、その日の夜…ついに待望のオーロラと遭遇した…!
天達「生き物みたいに動くんですよ。1秒として同じものはないんです。一回見たらそのオーロラはもう見られないんですよね。本当に宇宙の神秘を見たと実感しました。」
いい言葉…夢を実現した男の達成感がそこにはありました。