まるでアバター? ジュラシックパーク? 外国人観光客が足を運ぶ意外な場所…
明治時代の日本の産業革命遺産である23施設が世界遺産に登録されることがほぼ確実となった影響で、炭坑の島として栄えた長崎県の軍艦島や吉田松陰が主宰した山口県の松下村塾などには大勢の外国人観光客が訪れていた。
今、ジャパンがアツい!と言っても過言ではなく、
訪れる外国人の数は去年に比べて4割以上も増えているというから驚きだ。
そんな外国人観光客たちに人気のスポットを調査してみると…
我々、日本人にはあまり馴染みがない場所が注目を浴びていたのだ。
その1つが、栃木県・足利市にある「あしかがフラワーパーク」
樹齢150年と言われる藤の木から垂れ下がる16万もの花房は圧巻。
夜、ライトアップされるとさらに幻想的な風景となる。
これが外国人の間では、映画「アバター」に登場する「魂の木」にそっくりだということでみんな目をキラキラさせていた。
そして、外国人が「ラビットジュラシックパークみたいだ!」とテンションあげあげになっているのは、広島県の無人島・大久野島。
野生化した飼いウサギが700羽以上に増殖。人を全く恐れずモフモフと観光客に群がってくるのだ。
お〜、確かに楽しそうで、日本人でも行きたくなってしまうが、大久野島ビジターセンターによると、ウサギがケガをして死んでしまうおそれもあるため、追いかけたり抱っこをしないよう観光客に呼びかけている。
こうした意外なスポットは、SNSの普及によって口コミで爆発的に広がるのだという。
コラムニストの深澤真紀さん曰く、
「インターネットの普及によって、写真と同じものがみたいという動機の観光に変わった。ただ、写真を見せられて、ここに行きたいって言われるんですけど、どこだか分からない」
東京スカイツリーに行ったのに、綺麗なトイレが珍しくて写真を撮っている人もいたが、
筆者の経験では、夜にピカピカ光るラブホテルを見て、「ワオッ!」と興奮する外国人がいた。
幻想的に見えたのかもしれない…
というわけで、今後さらに我々が想像もしないようなスポットが注目を集めるかもしれない。
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