難攻不落の刑務所を脱獄した天才詐欺師の3つの手口
イギリスで最も警備が厳しいと言われる刑務所から、凄腕の詐欺師があっさり脱獄してしまった。
しかも武器や暴力などは一切使わず正面玄関から堂々と出ていったという
一体どんな手口を使ったか、アナタには想像できるだろうか?
詐欺師の名前はニール・ムーア。
銀行員に成りすまし約3億3000万円を騙しとった罪で服役していた。
さらにこの男、男性はもとより女性や子供の「声色」までも完璧に真似る「千の声」を持つ天才詐欺師としても有名だったのだ。
手口その@…スマホを入手
ムーアは囚人仲間との闇取引により、刑務所内でスマートホンを手に入れた
手口そのA…検察官になりきる
そのスマホを使い、検察官になきって「ムーアの釈放が決定した」というメールを書いた。
手口そのB…そっくりアドレスから送信
本物の検察官が使うアドレスにそっくりなメアドを作り、自らが服役している刑務所宛てに送信。
偽のメールを受け取った刑務所職員はすっかりだまされ、今年3月。本当にムーアを釈放してしまったのだ。
しかし話はさらに続く。
脱獄から6日後、ムーアはなぜか自首してきたのだ。
「男はなぜ自首したのか?」MC3人に問いかける木下アナ…しかし誰も分からない。
そこで木下アナは、こともあろうに笠井アナに同じ問いを投げかけた。
「笠井さん、なぜだかわかりますか?」
…ちょっと待て、コータロー。
君はOA前に笠井アナとこのネタの内容を入念に打ち合わせてたじゃないか?
笠井「私は知ってますよ。このコーナーのデスクですから(苦笑)」
とんだドジを踏んだ木下アナにスタジオでは失笑が出たが…
気になる答えの方はというと?
その理由は「だましきれて満足した」
なんだそりゃ? 天才詐欺師の気持ちは常人には計り知れない。
そしてコータローも、なぜ笠井アナに問いかけたのかいまだに謎である…。