福岡タワーから高1転落死の謎…わずか14センチ隙間から?
福岡のシンボルとしてそびえ立つ「福岡タワー」でおととい、
高校1年生の男子生徒が謎の転落死を遂げた。
福岡タワーは高さが234メートルあり、全てガラス張りでできているのだが、
一体、男子生徒はどこからどうやって入り、その後転落したのだろうか?
「とくダネ!」が取材を進めると、様々な疑問が浮かび上がってきた。
夜9時50分ごろに通報があり、タワーの駐車場で倒れている男子生徒が発見されたのだが、
まず考えられるのが、展望室からの転落。
所持品が残されていたことから、男子生徒は高さ116メートルの展望室にいたと見られるが、
当然、ガラス張りなので外に出ることはできないはず。
では、どうやって外に出たのか?実は転落したのはタワーの裏側だったのだ。
写真をみてわかるとおり、このタワー裏側の外には、1階から最上階まで「非常階段」がついている。
実は、備え付けられた防犯カメラには、
非常口の鍵カバーを外し、非常階段に出る男子生徒の姿が映っている。
だが、この非常階段から落ちたとは考えにくいものがあるのだ。
なぜなら、非常階段は転落防止のための鉄格子で覆われていて、その隙間はわずか「14センチ」。
高校1年の男子生徒が抜けられる幅とは思えない。
「14センチ」というのは、いま皆さんの手元にあるスマホの縦の長さぐらいだ。
福岡タワーから高1転落死の謎…
わずか14センチ隙間から?ならば、鉄格子を壊したのだろうか。
いや、壊された形跡も一切ないのだ。
転落死した事実と、抜けられるはずのない「14センチ」の隙間。
謎は深まるばかり…。
小倉「その狭いところを横になって通れたとしたら、そこには本人の意思がある。そうすると、自殺の可能性もかなり高いということになるんでしょうか」
ただ、遺書は残されていない。
あるいは事故なのか?警察は捜査を続けている。