為末さんも納得! ヘルシー&オイシイ「お弁当」が世界で大ブーム
普段、我々日本人が当たり前のように食べているお弁当。
この弁当が「BENTO」として世界で一大ブームとなっているのをご存じだろうか。
お昼時のニューヨークで取材してみると、弁当店の前に行列ができていた。
その名も「Bent on cafe」。一瞬、ハンバーガーやポテトが入ったものが売られているのでは? と思ったが、サバの塩焼きや、山菜炊き込みご飯が詰まった日替わり弁当など、普通の和食弁当が盛りだくさん。
お客さんからは「色んな食材をバランスよく楽しめることがイイネ! 」との声が。
ヘルシーさに敏感なニューヨーカーも満足の様子だった。
一方ブームは日本にも。
京都にある弁当箱店には、海外からの観光客が「My BENTO-BAKO」を求めて押し寄せている。
さらに、ネット上では自作のBENTOを公開するのも流行している。
イギリス人女性は日本のチビッ子も大好きなタコさんウインナーなどを披露。
カザフスタンやインドネシアなどは彩りがとってもカラフル。みんなアレコレ工夫している。
ネット上で行われている国際弁当コンテストでは、さながらW杯のように“各国代表”が腕によりをかけてBENTOを制作。
お国柄が見て取れる?
こうしたブームについて、コメンテーターの世界陸上メダリスト・為末大さんは こうコメント。
「制限をかけた中で自由に遊ぶ、という、俳句や短歌みたいなものが文化的に受け入れられているのでは? 」
なるほど〜。小さな弁当箱にはたくさん仕切りがあって、その中に自由に食材を詰める、というのが外国人にとっては新鮮なのかもしれない。
また取材した外国人たちは、「日本の母親は毎朝の弁当にこんなにも努力して大変」と、BENTO から“母の愛”を感じ取っていた。
だが、コメンテーターの産婦人科医・宋美玄さんは、最後にポツリ。
「お弁当を母の愛って言うのはやめて欲しいな…」
実は宋さん、明日は早起きして、遠足に行く子供に お弁当を作らなくてはいけないらしい…。
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