激ウマ和牛はムショ育ち…『網走監獄和牛』って何?
とある焼き肉店で今人気のメニュー…
その名は『網走監獄和牛』!
網走の監獄といえば、映画の舞台にもなった網走刑務所。
まさか映画のように荒くれ者がバイオレンスな空間で育てた牛なのか?
早速とくダネ!は現地に飛んだ!
牛を育てているのは、刑務所から車で10分程の距離にある牧場。
ここに現在7人の受刑者が寝泊まりして、100頭余りの牛を育てているのだ。
彼らは牛の誕生から出荷まで約2年半、つきっきりで牛の面倒を見る。
愛着が芽生えるからか、牛をブラッシングするその手つきはとても丁寧でやさしい。
これが牛のストレスを軽減し、肉質を向上させるのだという。
こうした努力の結果、この牧場から牛肉の最高ランクである「A5」を獲得した牛も出た。
…荒くれ者とかいってすいませんでした。
網走監獄和牛は、今年2月から網走刑務所の敷地内にある売店で発売。
ステーキ用や焼き肉用など様々な種類があり、すぐに売り切れるところもあるという。
受刑者が作った家具や雑貨は既に高い人気を集めているが、
網走監獄和牛も人気のブランド牛になるのだろうか?
ちなみに現在、網走監獄和牛の肉は網走刑務所前の売店で買うか、
網走市内の焼き肉店「焼き肉まるいし」でしか食べることはできないという。
興味のある方は、網走市に足を運んでみてはいかがだろうか。
ただし、毎回販売と同時に売り切れという超人気商品なので、売り切れの際にはあしからず。