地震だ…その時「食料品」は二の次? プロが教える防災用品
地震が起きた時、どのような避難方法をとればいいのかという新常識をきのう、お伝えしたが、
今回はもしもの備え、「防災用品」についてレクチャーしよう。
あなたが最も必要だと思う備えは何だろうか?
100円ショップで、防災のプロフェッショナルと主婦に「防災グッズ10点」を優先順位が高い順に購入してもらった。
すると、意外なことが分かったのである。
主婦チームは真っ先に「飲料水」や「食料品」を選んでいたが、
防災のプロが次々に選んでいたのは…「応急処置グッズ」
えっ?まずは飢えをしのぐ物なんじゃないんですか?
プロによると、「災害当日をどう生き延びるかが大事」
命の危機からの脱出が最優先で、食べつなぐのはその先のことだそうだ。
もちろん、水や食料品も大事だ。
しかし調査すると、賞味期限切れだったり、レンジでの加熱が必要な非常食を持っている人も…。
改めてチェックしてみることが重要だという。
そして、災害時は、自宅で避難生活を送ることも想定しておかなければいけない。
というのも、東京都が去年、自宅などの倒壊や火災の恐れがない場合、在宅での避難も有効との考えを発表したからだ。
では、自宅ではどんな防災グッズが必要なのだろうか?
答えは…「掃除用具」
棚や窓ガラスなどが破損した時に掃除するためだ。
掃除機があるから大丈夫!と思ったあなた…停電したらどうするつもりですか?
そのためにも、普段から「ほうき」や「ちりとり」、
「粘着ローラー」などを目に付く場所に置いておくことが大切なのだ。
あなたも一度、防災用品を一から見直してみてはいかがだろうか?