菊川「土木工事です!」麻薬王が最強監獄から脱獄した方法とは?
ホアキン・グスマン受刑者58歳。
メキシコ最大級の麻薬組織を束ね、「麻薬王」、「最大の社会の敵」などと呼ばれた裏社会の超大物。
そんな危険人物が、最高レベルのセキュリティを誇る刑務所からの脱獄に成功。
その手口は想像のはるか上を行くものだった。
11日の夜、突然姿を消したグスマン。
最後に姿が確認されたシャワー室を調べてみると、なんと地下に10メートル続くハシゴを発見。
さらにその先には1500mのトンネルがあった。
内部は電気で明かりがつき、バイクまで用意されていたという。
拘束された去年の2月から、およそ1年半弱の間にトンネルを作ったことになる。
この脱獄劇には、東京大学建築学科出身の菊川怜も驚きの声をあげた。
菊川「土木工事ですよこれ!」
実はグスマンが脱獄したのはこれが2回目。
今までの経歴がまた想像を絶している。
前回の脱獄後、再び逮捕されるまでの間に麻薬取引で莫大な財を成したとされるグスマン。
その資金を使って警察官、裁判官、政治家を買収し、2度目の脱獄を果たしたものとみられている。
警察は現在、内部協力者がいなかったか18人の看守を事情聴取しているという。