SNSでつながった「善意」ツイッターで盗難楽器が戻ってきた

SNSでつながった「善意」ツイッターで盗難楽器が戻ってきた

2015年07月16日 (木)
公式ツイッター @web_tokudane

ツイッターのおかげで盗まれた楽器が見つかったという心温まる話をお伝えしよう。



今年5月、ジャズコンテストに出場するため大阪にやってきていた愛知学院大学の学生たちが、車上荒らしの被害にあい、楽器7点、240万円相当を盗まれてしまった。
本番3時間前、楽器がないことに気が付いた時には目の前が真っ暗になったと思うが、学生たちはあきらめなかった。
彼らはツイッターやLINEを使って楽器を貸してくれるよう呼びかけた。
すると、同じコンテストで競い合うライバルであるはずの5つの大学が名乗りをあげてくれたのだ。
最終的に立命館大学の楽器を借りて、コンテストに出場することができた。
そして、結果は…11団体中5位で見事予選を突破。来月行われる本選出場を決めた。
一方、楽器を貸した立命館大学も無事、予選通過を決めた。

だが、SNSによって起きた奇跡はこれだけではなかった。
愛知学院大学の学生たちは、同時にツイッターなどに盗まれた楽器の特徴などを書き込み、情報提供も呼びかけていたのだ。





すると、その情報はみるみる拡散され、ついに楽器が売りさばかれていた楽器店まで届いた。
その結果、盗まれた楽器は全て学生たちの手元に無事、戻ってきた。
学生の必死のSOSを見た人達がどんどん情報を広め、繋がっていった「善意」によって奇跡が起きたのだ。

最近はSNSをキッカケとした嫌な事件もよく耳にするが、善意ある人が使えば、まさに心と心がつながるツールになるという見本なのかもしれない。

キーワード: ニュース
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