最新「ヒッチハイクロボット」が全米横断中にボッコボコに!
人と会話できるロボット「Pepper(ペッパー)」が日本では話題となったが、カナダで開発されたロボットも会話ができたり、感情を表現できるということで話題となっている。
その名も…「ヒッチボット」
なにやら、トイストーリーのキャラクターにいそうな名前だが、そもそも、ロボットだけでヒッチハイクってどういうことなのか?
調べてみると、今までにない驚きの方法で移動していることがわかった。
(1)まずは「ヒッチボット」を路上に置き、車が止まってくれるまでひたすら待つ。
(2)運転手が話しかけてきたら「〇〇まで連れて行って!」と「ヒッチボット」自身がお願い。
つまり、運転手が見つけては運ぶことを繰り返し、目的地を目指すのだ!
この、完全に人まかせの一見くだらないとも取れる「ヒッチボット」は、カナダの大学の研究者らが開発、さらにある社会実験を行っていたという。
それが、「ロボットから見た人間性」
いままでに、カナダとドイツでヒッチハイク実験をおこなったところ、現地の人に“優しく”扱われ無事に目的地に到達した。そして先月、満を持してアメリカ横断に挑戦!
ところが!!わずか500キロしか進んでいない地点で、とんでもないトラブルに見舞われてしまったのだ。
1人の男が「ヒッチボット」を見るや否やボッコボコに…頭はどこかに飛んでいき、手はむしり取られてしまった。恐るべきアメリカ合衆国である。この非常事態に、研究者は激怒していると思いきや、なぜか感謝しているという。
おいおい、この研究者は大丈夫か?と思ってしまうが、その理由を聞くと…
研究者「コノデータハ、スバラシイ〜!」
ボッコボコにはされたが、どうやら「人とロボットの関係性」という重要なデータが取れたようだ。
あなたはヒッチハイクするロボットを見かけたら、どんな行動を取るだろうか?