東京五輪エンブレムが白紙撤回に…佐野研二郎氏に新たな疑惑
2020年に開催される東京オリンピックのエンブレムは発表からわずか1カ月余りで、白紙撤回に追い込まれてしまった。
そして、エンブレムのデザインを手がけた佐野研二郎氏にまた新たな疑惑が浮上した。
佐野氏は、美術の分野で数々の有名人を輩出している多摩美術大学の出身。
2013年に母校の広告用ポスターを手がけたのだが、そのポスターにも…
メガネをモチーフにしたポスターが無断転用ではないか?とインターネットで取り沙汰されているのだ。
「似ている」と指摘されている画像は、ポスターが発表される1年前にメガネの情報サイトに掲載されたものと言われている。
実際に2つの画像を重ねてみると…フレームやレンズの形状が一致した。
さらに、影絵をモチーフにしたこちらのポスターも、2010年に個人のブログに掲載された手の画像とシルエットが一致した…。
新たに浮上した疑惑はこれだけではない。
2012年に佐野氏が作成した老舗扇子メーカーのポスターが、同じ年に秋田県・横手市で開催された「団扇展」で配られたチラシとよく似ている、という指摘が…。
佐野氏は1996年、大手広告代理店に入社。2年目には日光江戸村のキャラクター「ニャンまげ」を手がけ、脚光を浴びた。独立後も、有名企業のロゴや人気のキャラクターを手掛け、数々の賞を受賞するなど実績を挙げてきた。
日本を代表する気鋭のデザイナーに浮上した疑惑の数々に、小倉は懸念を示した。
小倉「日本のデザイン界にも影響がありますよね?」