日本の“神薬”を中国人が「爆買い」! 荘口が最新事情を探る
“爆買い"といえば中国人観光客が家電量販店でどっさり買うこと…と思っているアナタはもう古い!
今日の「直撃御免」は、荘口リポーター(@souguchi)が激変する“爆買い"の最新事情に迫った!
今、爆買いする中国人が最も欲しがるものは家電製品ではない。
彼らのお目当ては日本製の「市販薬」や「化粧品」。
つまり今どきの“爆買い"の主戦場はドラッグストアに移っているのだ。
なかでも中国人に人気なのが“神薬"と呼ばれる12種類の市販薬。
荘口リポーターが取材したお店には、あまりの人気から専門コーナーが作られていた。
観光スポット化するドラッグストアを覗くと、子供用歯ブラシや日焼け止め、頭痛薬にシップ薬などを驚くほど大量に買う中国人を発見。
「そんなに子供の歯ブラシを買いだめしても使いきる前に大人になっちゃうよ」と思って話を聞くと…
「友達向けに買ったの。もちろんお金はもらうわ」
そう、今増えているのは友人などに頼まれたモノを買いまくる“代理爆買い"なのだ。
さらに、こんな証言も飛び出した。
「特に人気があるのは日本製の市販薬です。転売されている可能性があると思います」
確かに中国最大のショッピングサイトで検索すると日本製の市販薬品がズラリ。
出品者の中には、なんと日本人の主婦もいた。
彼女は中国語は全くできないが、ネットの翻訳サイトを活用し、日本で買った化粧品などを出品しているという。
荘口「ニーハオしか知らないとか中国語が上手じゃなくても、中国の人からすると逆にたどたどしさが『本当の日本人』らしく感じているみたいでした。中国の人は、中国で売ってるモノは偽物かもしれないとあまり信用していない。中国で売っている商品でも日本で買ったものをありがたがるようなんです」