大雨の爪痕…“奇跡の白い家”と“救助された男性”は今

大雨の爪痕…“奇跡の白い家”と“救助された男性”は今

2015年09月15日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

東日本を襲った記録的な豪雨から今日で6日目。
大きな被害を受けた茨城県常総市には、ボランティア達の力強い言葉が響いていた。

「バケツリレーしましょう!」



部屋の奥に入り込んだ泥汚れをかき出していた一軒の家。
この家は、周りの住宅が濁流に流されても一軒だけ踏みとどまった、あの“奇跡の白い家”だ



片づけを手伝っているのは、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸市から駆け付けたボランティアの方々。
震災発生直後から、全国から支援のために集まってくれた人々への恩返しの気持から、ボランティアに参加したという。
沢山の人に支えられ、町の復旧は少しずつ、だが確実に進んでいた。



一方、病院から退院して元気な姿を見せたのは西原春生さん(33)。
先週金曜のとくダネ!でお伝えした、濁流に流されていたところを救出された男性だ。



西村さんの自宅は鬼怒川の決壊箇所から約4キロ下流にある。
電話で妻と子供が家に取り残されていることを知った西村さんは、無事を確認するため濁流に飛び込み、流されてしまった。
妻と子供も西村さんが救助された翌日、ヘリコプターで救助され、その後再会を果たした。
自宅周辺は今も水が引かず、復旧は進んでいなかったが、西村さんの表情は明るい。


西村さん「生きていれば何度でもやり直しはきくと思うんで。本当に助けてもらって感謝しています。いちいちへこんでいてもしょうがないから。のんびりやろうかなと思ってます」

この大雨などによる被害について、日本赤十字社では被災された方々を支援するため、義援金の受け付けを始めている。
詳しくは日本赤十字社のホームページをご覧いただきたい。


キーワード: ニュース気象
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