日本のハチよりも凶暴! 韓国からやってきた「ツマアカスズメバチ」の恐怖
スズメバチは秋に新たな女王蜂が誕生するため、最も攻撃性が高まり、人が刺される被害もピークに達する。
スズメバチ被害が増加する時期に「ツマアカスズメバチ」と呼ばれる凶暴な外来種が九州に上陸したことが確認された。
元々、「ツマアカスズメバチ」は日本には生息していなかったのだが、2年前に韓国・釜山から貨物船などで長崎県・対馬市に入ってきたと言われていて、今月に入って北九州市で発見された。
日本にいる「オオスズメバチ」や「キイロスズメバチ」による被害だけでも毎年後を絶たないのに、「ツマアカスズメバチ」は、さらに攻撃的な性格だという。
そのうえ繁殖能力も強く1つの巣の中に数万匹の働きバチがいるというからゾッとする…
通常、日本のスズメバチは戸建て住宅の軒下などに巣を作るが、木の上の方に巣を作る習性がある「ツマアカスズメバチ」は、マンションの高層階などにも巣を作ってしまうのだ。
一匹残らず駆除したいところだが、すでに九州に上陸してしまったとなると、それも難しいという。
このため、せめて対策法だけでも知っていてもらいたい。
【白や黄色の服を身に着ける】
スズメバチは黒色に寄っていく習性があるので、白や黄色の服装や帽子を着用しよう。
【化粧品や清涼飲料の匂いはNG】
これらの匂いの中にはハチが興奮し、攻撃的になる成分が含まれているため山などでは注意が必要。
ちなみに「刺されたらアンモニアを塗ると良い」などと言われているが、効果はない。
すぐに幹部を冷やして病院に行くことをおススメする。