つけ麺の名店“大勝軒”が分裂? スタジオの意見も真っ二つ!
ラーメンファンに“つけ麺”発祥の店を聞けば、すぐ東池袋『大勝軒』と答えるだろう。
そんな有名店の弟子たちに分裂騒動が勃発した。
“ラーメンの神様”と呼ばれ、つけ麺の考案者ともいわれる故・山岸一雄さんが、東京・池袋に大勝軒をオープンしたのは、今から54年前。
大勝軒には、お客さんだけでなく、多くの弟子入り希望者も訪れた。
山岸さんは、請われれば秘伝の味を惜しみなく伝授し、100人以上の弟子を育てたという。
さらに、ロイヤリティーなどを一切受けとらず、弟子にのれん分けして「大勝軒」と名乗ることを許した。
こうして、「大勝軒」は弟子たちの手によって全国に拡大していった。
弟子たちは、61人からなる「のれん会」という互助組織を設立していたが、今年4月1日に山岸さんが亡くなると事態は大きく変わる。
16人の弟子が「のれん会」を離脱。
これまで「のれん会」に属していなかった弟子にも声をかけ「味とのれんを守る会」を独自に打ち立てたのだ。
その原因は、山岸さんの告別式で起きたといわれている。
「守る会」の田内川氏によると、池袋本店の2代目店主などが、一部のベテラン弟子を火葬場から締め出し遺骨を拾わず、最後のお別れをさせてもらえなかったという。
ファンの中からは、騒動の行方を心配する声も出ている。
経済学者の安田洋祐さん(@yagena)は、「分裂を収めるべき」と指摘した。
安田「今はラーメンも様々な競争が激しいじゃないですか。だから内輪もめしている場合じゃない。大勝軒ののれんを守って美味しいラーメンを作ってほしい」
一方、女優で作家の中江有里さん(@yurinbow)は「分裂やむなし」という意見。
中江「ラーメン業界は大変な状況にあると思う。だからこういう会を作って一致団結しようという気持ちがあるんだ思うんですけど、私はこの段階で別れたなら別れたで、それぞれ努力していくしかないと思う」