家では普通のオジサン!? ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章氏の素顔とは?
ノーベル医学・生理学賞の大村智さん(80)に続いて、ノーベル物理学賞を受賞することが決まった東京大学・宇宙線研究所所長の梶田隆章教授(56) 物質を構成する最小単位の素粒子の1つ「ニュートリノ」は、これまで質量がないとされてきたが、梶田教授は「ニュートリノ」に質量があることを証明した。
これによって、宇宙の謎解明に一歩近づいたということだが、正直、出演者やスタッフが必死に理解しようとしても、何のことやらよく分からないというのが本音だ…それはともかく、番組では今朝、受賞者の梶田教授に生中継で出演していただいた。
子供の頃からすでに科学に興味があったのか、普通だったら鉄腕アトムに夢中になるところを、生みの親である、お茶の水博士に憧れていたという。なんとも夢のある子供だ…
さぞかし自宅でも研究のことから頭が離れないと思いきや、奥さん曰く「本当に普通のオジサンで全く研究者という感じがしない」とのこと。
そんな梶田教授に対して、なんとか「ニュートリノ」のことを理解しようとする小倉が質問攻め。
小倉「ニュートリノが振動するということで、今回、質量があることが分かったそうですが、目に見えないものが振動していることをどうやって確認するんですか?」
梶田「ニュートリノは物質を突き抜けていくんですけど、たまにゴツンとぶつかって、別の粒子が出てくるのですが…スーパーカミオカンデという1万個以上の目を持った巨大な装置を使うことで、その粒子をいかにも見たような感じにすることができる」
小倉「???????」
レベルが高すぎて、話についていけない小倉。
小倉「ニュートリノの研究が進んでいくと宇宙の成り立ちがやがては分かると言われていますが、どうして宇宙の謎が解明できるのが全く見当がつかないんですよね…」
この質問に対して、「え〜、どうしましょうか…」と困ってしまった梶原教授。そして、小倉が最後にこう言い放った!
小倉「僕はノーベル賞をとった人を困らせてやりたい!」
梶原教授、わざわざ出演していただいたのに、なんだかすいません…そして、本当におめでとうございます!