トラック1台分が2万円に…荘口が悪質“古紙持ち去り”を追跡!

トラック1台分が2万円に…荘口が悪質“古紙持ち去り”を追跡!

2015年10月12日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

「古新聞、古雑誌などございましたら、ちり紙と交換いたします〜」
かつては、ちり紙交換が古紙を回収していたが、今は町角の資源ごみ集積場にまとめて出すの方式が主流になってきた。
ところが、そんな古紙を無断で持ち去る不届き者の存在が深刻な問題になっているという。



本当であれば、古紙は自治体が回収するもの。
その収益は私たちの生活を支える財源の一部として使われる。
東京・板橋区では“持ち去り”被害額が年間1000万円に及ぶと言う。
そこで古紙の中にGPSを忍ばせ、取り締まりに乗り出している。



その現場を荘口リポーターが直撃した!
GPS入りの古紙を、とあるゴミ集積場に置いて張り込んでいると不審な車が出現。
自治体に見つからないよう、停車して古紙を取り発車するまでは、たったの14秒の早業!



さらに“持ち去り“常習犯の危険運転も問題になっている。
古紙を持ち去った車の映像を見てみると、逆走や強引な追い越し、信号無視などやりたい放題だった。
追跡する荘口リポーターは、常習犯の車を一時見失ってしまったが、GPSのおかげで追跡を続行!
5時間かけて信号が出ている場所にたどり着いた。



そこは、壁に大きく「古紙を高く買い取る」と書いた巨大な倉庫。
実は自治体から度々警告を受けている業者だと言う。

荘口「GPSを仕込んだ古紙は3日後には品川の埠頭から海外に向かって移動していきました」

古紙を海外に持ち出す理由を探るため、取材班はタイへと飛んだ。
リサイクル工場を取材すると、「日本の古紙は他国の物と比べ不純物が少ない」ため人気が高く価格が高騰しているという。

古紙の価格高騰に伴い、日本国内の“持ち去り”手口が悪質化したということか。
別の持ち去り常習犯に値段を聞くと、新聞紙一束が60円、トラック1杯で2万円になるという。

小倉「じゃあ行政は65円で買いますか?それもバカバカしい」

キーワード: ニュース独自
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