なぜ巨大化? 400kgメタボヒグマが食べていた「デントコーン」ってなに
体重400kg、体長2m80p、胸囲186p…
先月26日、猟師も驚く巨大ヒグマが北海道紋別市で捕獲された。
なぜ、ここまで巨大化したのか?
真相を探るため、とくダネ!取材班は現地に急行した。
当時、現場一帯には高さ2mもあるトウモロコシが生い茂っていたという。
だが、このトウモロコシ、私たちが食べるものとは一味違っていた。
見た目で違いは分かりにくいが、牛などに餌として与える「デントコーン」という栄養価の高い品種だという。
この畑にヒグマが現れたのは先月25日。
実は8月から10月はヒグマが冬眠に備えて栄養を蓄える時期。
だが今年は山のドングリが不作だったため、人里にある畑まで降りてきたようだ。
別の畑ではクマにデントコーンが数百uに渡って食い荒らされる被害が出ていた。
このままでは収穫に支障が出てしまう、と畑の所有者はハンターに連絡。
ここにヒグマ捕獲作戦が始まったのだ!
その作戦とは、畑を周りから刈り取りヒグマを追い詰めるというもの。
こうして栄養たっぷりのデントコーンをたらふく食べてメタボ化したヒグマが捕らえられたのだ。
ここまでの取材でクマ騒動の全容がお分かりいただけただろう。
だが、とくダネ!の取材はこんなものではなかった!
ヒグマをとりこにしたデントコーンがどんなものかお伝えするために、ディレクターが取った手段とは…
あ、「牛のエサ」だって言ってるのに食べちゃった!
まさか“一味違う"トウモロコシを身をもって証明するとは、無謀というか余計というか…
ちなみに、食べたデントコーンは収穫後、発酵させているため、本当に“一味違って"酸っぱかったようだ