シンガポール航空機を緊急着陸させた“メェ〜惑”な動物とは?
先月26日、シンガポール航空機がとんでもない理由で緊急着陸した。
オーストラリアからマレーシアへ向かっていた機内で突然鳴り響く火災報知器。
やむを得ず、最寄りのバリ島の空港に緊急着陸し、乗務員が慌てて機体を調べてみたが、火の気はなし。
この飛行機は貨物機で、機内にいたのは機長と乗務員合わせて4人だけ。
もちろん、乗務員が機内で火を扱うわけがない。
では、真犯人はというと…
羊?!しかも、その数なんと2186匹。この飛行機、家畜の羊を輸送中だったのだ。
当然のことながら、羊が火など起こすわけもない。ではなぜ火災報知器は鳴ったのか?
実は羊は緊張するとお腹にガスが溜まりやすくなるのだ。
慣れない空の旅によるストレスで、「ゲップ」と「おなら」が出まくってしまい、貨物室のガス濃度が高まって火災報知器が誤作動したとみられている。
羊からは「飛行機に乗せられるなんて“メェ〜惑”」と苦情が来そうだが、バリ島を出発したこの貨物機は無事、マレーシアに到着した。
この話題も終わりにさしかかったとき、“天然”菊川が動いた。
菊川「羊の『メェ〜』ってゲップだったんですか?」。
え?!今なんて?
「メェ〜」という羊の鳴き声をゲップと勘違いした菊川に、さすがの小倉も苦笑いするしかなかったようだ。