菊川も舞い上がってしまうほど…モデルスカウト高額請求の手口
街でスカウトされて芸能界デビューしたというタレントやモデルの話はよく耳にするが、中には悪質なものあり、高額なお金をむしりとられることもあるので注意していただきたい。
東京・渋谷の街を歩く20代の女性2人に「スナップ写真を撮らせてもらえる読者モデルを探している」と声をかけ、高額な契約を結ばせた芸能プロダクション「Place」と、この会社でスカウトをしていた元従業員2人が特定商取引法違反の疑いで書類送検された。
その手口はこうだ。
その1スカウトが、モデルに憧れる女性たちに言葉巧みに声をかけ、後日、事務所に呼び寄せる。
その2事務所で、「モデルをするのには、宣伝用の写真が必要だから」といって写真を撮影される。
その3費用として12万円から26万円といった高額な料金を請求される。
結果、写真を撮影したからといって、モデルの仕事が来ることはほとんどなかったという…
モデルに憧れる女性を食い物にした卑劣な手口。モデルスカウトをやるにはちゃんとルールが定められていて、だまされないためにはこの行動指針5か条に沿ってスカウトしているかどうかを見極めることが大事だという。
菊川「私も街でスカウトされたんですけど、その時はうれしくて舞い上がってしまって…なので、なかなか判断するのは難しいですよね」
そして、コメンテーターの橋口いくよさんは出演者からの「スカウトされたことは?」との質問に…
橋口「ありますけど…なんか自慢しているみたいじゃないですか…。芸能界に関しては、きちんとした事務所でも撮影費を取るところもあるので見分けが難しいですよね」
出版界でも同じようなことがあるようで、多くの経済本を出版するコメンテーターの木暮太一さんはこう指摘。
木暮「出版の話がきて、喜んで引き受けたら後で100万円かかるって言われることはよくある」
夢のような話が舞い込んできた時は、一度、時間を置いて、冷静になる必要がありそうだ。