市営住宅でネコ17匹無断飼育! 家中の“ネコ部屋”に潜入!
今年10月、大阪市が『これまでにない理由』で市営住宅に住む50代の男性に退去を求め、裁判を起こした。
どんな理由かというと…「ペットの飼育」。
男性が住んでいるのは確かにペット禁止の住宅だが、なぜ裁判沙汰にまで発展してしまったのか?
とくダネ!は体当たり取材でおなじみの岸本哲也リポーターを現地へ送り込んだ!
早速、近所の方に話を伺ってみると、渦中の男性を知らない人はいなかった。
「その人がエレベーター乗っていると、臭うから乗らない」
「部屋の入り口もすごい。通っただけで臭い」
なんでも男性は、かつて17匹のネコを室内で飼育していたらしい。
玄関先でもすでに臭いというウワサの家の中は一体どうなっているのか?
渦中の男性を直撃したところ、部屋の中へと案内された…さあ行け岸本!
これはメチャメチャ臭そうだ!
現在ネコは5匹に減ったものの、爪を研ぐせいか壁はボロボロ。
3DKの床全てが猫のフンなどで汚れているので、男性はサンダル履きで生活していた。
これまで様々な現場に潜入した百戦錬磨の岸本リポーターも、臭気には耐えられずこの表情。
岸本「中に入るとニオイが本当にキツいんですよ。アンモニア臭のような、1年ぐらい清掃してないトイレのようなニオイがしました。わたしは20分ぐらい中にいたんですが、頭がクラクラしました」
男性は「妻と別れた寂しさから猫を飼い始めた」と言うが、大阪市は退去を求めてきた。
岸本「取材で一つ安心したのは、ネコへの虐待はなかったということです。きちんとご飯も与えて、肉付きのいい猫もいて、男性になついていました」