“イヌの首輪”で元彼女を監禁! 異様な犯行部屋にカメラ潜入
フラれた腹いせで元恋人に嫌がらせ…
そんな話はよくあるが、今月16日に愛知・豊田市に住む久保忠生容疑者(47)は、逮捕監禁容疑で逮捕された。
愛知・豊田市に住む久保容疑者は、今年5月にアルバイト先で出会った女性と交際を始めるが9月に振られてしまう。
すると今月14日月曜日、久保容疑者はこの女性宅へ押し入り、口を粘着テープでふさぎ、両脚をベルトで縛ったうえで、車で久保容疑者の自宅に拉致し、3日間、約38時間に渡って監禁したのだ。
現地へ飛んだ岸本哲也リポーターは、容疑者の父親に話を聞くことができた。
そして、自宅の2階にある、女性が監禁されていた久保容疑者の自室を見せてもらえることになった。
ベッドの上には枕が2つ。
女性はイヌの首輪を付けられ、紐でベッドにつながれていたという。
テーブルの上に散乱した食べ物や飲み物は、容疑者が被害女性とともに口にしたのだろうか。
しかし、この家では久保容疑者の他に両親も暮らしていた。
なぜ両親は監禁という犯罪行為に気が付かなかったのか?
久保容疑者の父親は、一度洗面所で歯を磨く女性の姿を目撃しているが、不審には思わなかったと言う。
実は、女性は久保容疑者との交際中に、この家に何度も来たことがあり、両親とも顔見知りだった。
父親が女性を見かけたとき、久保容疑者は監禁がばれないよう女性の首輪を外し、近くで見張っていたため、助けを求めることが出来なかったとみられている。
新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんは、女性の立場から事件を分析した。
中瀬「女性の家に押し入って、手足を縛って連れ去った訳ですから、その時は殺されるんじゃないかとスゴイ恐怖を感じたと思います。だからお父さんに助けを求めなかったのも、一見変だと思うかもしれませんが、植えつけられた恐怖で何も言えなかった可能性が大きいのでないでしょうか。うまく逃げられましたが、もし長期にわたっていたらどうなっていたか考えると怖いです」