「全然吠えなかった…」1年でイヌ7匹が姿を消す
群馬県北部、赤城山麓に広がる昭和村。
豊かな自然で知られる人口約8000人のこの村で『謎』の事件が相次いで起きている。
それは―
飼い犬が相次いで行方不明に―
去年12月からの1年間で半径1kmの中で7匹もの犬が忽然と姿を消してしまったのだ。
しかも、現場の状況から“逃げだした”とは思えない『謎』が残されているのだ。
【謎1】逃げられないはずなのに…
14歳のメスの雑種“ハナ”の場合、首輪を繋いでいたワイヤーが、なぜか途中から切れていた。
飼い主は、「石の角などでワイヤーが損傷でもしたのか?」と首をひねる。
さらに8歳のメスのセッター犬“チェリー”は、犬には開けられないはずの鍵のかかったおりから消えた。
しかも、残されたおりは、どういうわけか再び施錠されていたという。
【謎2】不審者には吠えるはずなのに…
5歳のオスの屋久島犬“ボビー”が消えた家では、合計4匹の犬を飼っていた。
不審者が近づこうものなら一斉に吠えるはずだが、ボビーが消えた日、飼い主は犬の鳴き声を聞いていないと言う。
いなくなった犬は、種類も年齢もすべてバラバラ。
あえて共通点をあげるなら“屋外飼育”の“成犬”ということだろうか。
警察は現場の状況から窃盗事件の可能性も視野に入れて捜査している。
コメンテーターの夏野剛さん(@tnatsu)と、小倉は愛犬家の立場から意見を述べた。
夏野「何らかの経済的な目的とか、暴力的な目的があるようには思えないですよね。あと犬の存在って人間にとって大きいじゃないですか。僕も犬を飼っていますけど、単なる窃盗罪という言い方に違和感を覚える方も多いと思うんですよ」
小倉「命あるものですから器物損壊とかじゃあ飼い主もたまりませんよね」