「とくダネ!」未放送… 長崎 “新・世界遺産候補”を徹底解剖
今日、放送をするためにVTR編集をしていた「長崎の“新・世界遺産候補”」が時間の都合上、カットとなった…。これはディレクターにとっては、とても悲しいことなのでブログで放送内容を公開する。つまり、未放送VTRにピカーッと光を当てる!「ポケモンGO」風でお届けします。
きのう、文化審議会は、2018年の世界文化遺産登録を目指して推薦する候補を正式に発表。
それが「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」。候補となったのは、キリスト教の布教が禁止されていた時代に、“隠れキリシタン”として密かに信仰を守り抜いた歴史を伝える遺産の数々。
こちらは、現存する最古のキリスト教会で国宝の「大浦(おおうら)天主堂(てんしゅどう)」。
今回候補入りしたのは、これら長崎と熊本の12の遺産で構成されている。
登録されれば観光客数は大幅アップ間違いなし!
実際、今月18日に世界文化遺産に登録された東京・上野の国立西洋美術館に問い合わせてみたら、登録日に訪れたお客さんは、なんと前日の約3倍!7321人だったそうだ。
すでに「軍艦島」や「グラバー園」という世界文化遺産がある長崎県の観光客は、教会群が3つ目の世界文化遺産になれば大幅に増えるのでは?と地元は、夏の気温よりもさらに熱い期待を寄せているそうだ。