GWのアメリカ旅行にはご用心“トランプの壁”入国審査でプライバシー丸裸の可能性

GWのアメリカ旅行にはご用心“トランプの壁”入国審査でプライバシー丸裸の可能性

2017年04月27日 (木)
公式ツイッター @web_tokudane

いよいよ今週末からゴールデンウィークがスタートする。海外旅行に向かう方もたくさんいることだろう。ただ、トランプ政権になってアメリカへの入国審査がこれまで以上に厳しくなったので、注意が必要だという。



今月、ロサンゼルスを仕事で訪れたファッションディレクターの植野有砂さんも厳しい入国審査を受けた1人。審査官に「仕事は何だ?証拠を見せろ」と言われたものの、その場では名刺など証明できるものを持っていなかった植野さん。すると、スマートフォンの写真や通信アプリ「LINE」の通信記録を徹底的に調べられたというのだ。

最終的にはアメリカに入国できたものの、植野さんは空港に到着してから3時間半も足止めされた。「不安で泣けてきた」と話す植野さん。しかし、これは特別なことではない。今月18日には、日本を代表するヘヴィメタルバンド「LOUDNESS」は、アメリカツアーのために訪れたシカゴの空港で入国を拒否され、帰国している。これまでは主催者の招待状で入国できたのが、ビザの提示を求められるようになったためだという。

実際、アメリカの空港で、スマホやパソコンを押収されたり、中身をチェックされる例はこの1年で5倍に増加。入国する外国人には、詳細な個人情報の提出はもちろん、SNSのパスワードまで求められ、さらには政治的信念などに関する調査まで行なわれる可能性があるというのだ。



これらの厳しい検査は全員に適用されるわけではないという。だが、トラブルを避けるためには、審査官の問い合わせには正直に、ウソをつかずに申告するしかなさそうだ。

小倉「ウソをつかないことと言われても、聞かれたことが何だか分からなくて、答え方も分からない人はどうすればいいの?」



小倉「パスワードの提出っていうけど、パソコンとかに記録を残されたら、あとでいくらでも悪用できちゃいますよね?」

音楽関係の人の入国審査も大変なようで、ヴァイオリニストの岡部磨知さんは…



岡部「大柄な男性が楽器を持っていると『武器なんじゃないか?』と疑われて連れていかれることもありますね」

トランプ政権になって厳格化した入国審査。アメリカとの“壁”が作られたのはメキシコだけではないようだ。


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