「ネット予約」で急増する“ドタキャン被害”

「ネット予約」で急増する“ドタキャン被害”

2015年05月25日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

今どきレストランに行くなら「ネット予約」は当たり前。
ところがその反面、あるマナー違反が急増していることをご存じだろうか?
それは…「ドタキャン」。
手軽なネット予約が普及してから、直前の予定取り消しが増えているというのだ。



ある調査によると、20〜60代の男女1500人中 予約した当日にキャンセルしたことがある人は16%。
7人に1人が「ある」と答え、中でも最も多いのは50代男性だったという。
しかしネット予約などを見ればわかるように、当日キャンセルを禁じていない店もある。
つまり…当日キャンセルが禁じられていない店では、やってしまってもルール違反というわけではない。
あくまでも店に迷惑がかかってしまう、という客のモラルの問題。

コース料理のみを提供する渋谷のフレンチレストランでは、ドタキャンされると食材が無駄になるので大損害。
キャンセル料を取るようにしても、ほとんどのドタキャン客は連絡が付かずに泣き寝入りだという。
続いて42組の予約が入った渋谷の沖縄料理店を取材。
ところが、ドタキャンする人・遅れてくる人・電話も繋がらない人など、計5組が予約をキャンセル。
その予約の席があるために入店を断った客は、実に20組に及んだ。



梅津アナ「15分ぐらい遅れて行くことあるんですよね…はじめて お店にとって損害なのが分かりました」
笠井アナ「自分も調査で最も当日キャンセルが多いとされた『50代男性』なんですが、当日キャンセルしたことあります…こんなにヤキモキされていたのかと反省しました」



こういった当日キャンセルが増え続けると、客にとって良くないことも今後は起こってしまうという。
元docomo執行役員・夏野剛さん(@tnatsu)によると…

夏野「アメリカやヨーロッパだと、予約をしても来ない人がいるということが当たり前になっているので、はじめから料金を2割ぐらい増して予約を受けるんです。しかも予約したとしても時間通りに行かないと、すぐにキャンセル扱いにされて別の客を入れられちゃう。せっかく予約したのに、ちょっと遅れただけで待たされて…ということが普通になるのは いい社会だとは思えない。客側がモラルをちゃんと守った方がいいと思います」

キーワード: ニュース
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