先生が学校で“隠れたばこ”→ボヤ発生!→校長が禁煙なにそれ?

先生が学校で“隠れたばこ”→ボヤ発生!→校長が禁煙なにそれ?

2015年10月26日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

22日(木)の夜、生徒が帰った福岡・久留米市の公立中学校でボヤ騒ぎが起きた。
調べてみると、火元は教員が吸っていたタバコの火の不始末。



久留米市の公立学校は2005年以降、受動喫煙防止や教育上の配慮の観点から全面禁煙になっているはずだった。
一体ボヤはどんな状況で起きたのか?とくダネ!が出火当日の様子を再現した。



午後7時50分ごろ、職員室の奥にある男性用更衣室で教員がタバコを吸っていた。
この部屋は、更衣室とは名ばかり、喫煙する教員用の“タバコ部屋”になっていたのだ。
タバコを吸い終えた教員が出て行った約10分後、片付けのため用務員が入室。
空き缶に入っていた吸殻をゴミ箱に捨てた。



しかし火が完全に消えていなかったのか、約20分後ゴミ箱から出火。
火災報知機が鳴り響いたが、幸いにも残業していた教師2人が駆け付けて火を消し止めた…

実は、久留米市の教育委員会が市内の公立校66校を調べたところ、15校で学校内の喫煙が発覚。
禁煙指導を始めた矢先に今回のボヤ騒ぎは起きた。
生徒に社会のルールを教えながら、自分たちは禁煙のルールを守っていなかったということか。



取材の最後に58歳の校長は、二十歳の時から吸い始めたタバコを禁煙すると宣言した。



作家&コンサルタントの佐藤智恵さん(@chiesato)は、学校の生徒に向けてこう述べた。

佐藤「このボヤ騒ぎを生徒たちは『たばこ一本でこうなっちゃうんだ』という反面教師として学んでほしいと思います」

キーワード: ニュース
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