FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

佐々木恭子の行き当たりばったり

歌声。

2018/05/19 12:29
posted by 佐々木恭子
数日、西城秀樹さんの歌声がずっと頭でリフレインしています。


子どもの頃、何度兄と一緒に、テレビの前でYMCAを踊ったことか。

ノリノリの曲も好きでしたが、わたしはバラードも、ものすごく記憶が濃くて。「抱きしめてジルバ」って好きだったなぁ。
哀切漂う声と姿に、親戚たちがあたかも自分に近しい人のように、

「オトナの歌を歌うようになったわねぇと」うっとりテレビを観ていた会話まで思い出されて。


わたしが子どものころ観ていたスターやアイドルって、本当に歌が上手い人たちだったんだなと改めて感じます。

だれも唯一無二。


早すぎる別れを、早いとか惜しいとかもったいないとか、たくさんの声が聞かれ、どれも本当にそうなのですが、、、でも、生きるのは年月の長さだけでもない気がします。

どれだけその人らしく生き切るか。

と思えば、秀樹さん、闘病後のリハビリ姿も、その後続けていたコンサートも、人前に出ることにチャレンジし続けておられて、

若いといわれる歳を過ぎても、気持ちがあれば、なんでもできる!ことを体現してくださっていたと思います。

スターだからこそできること、わたしたたにたくさん残してくださったように思います。