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佐々木恭子の行き当たりばったり

まるで信じられない。

2018/07/05 10:36
posted by 佐々木恭子
タイトルの主語と目的語は、ずばり、「自分が、自分を」である。


先取り段取りいのちだなんて調子よくブログに書いてきたが、、、甘かったね、わたし。直前にはたと気付いて焦ることばかりが増えた。
年齢なのか、怠惰なのか。

毎日、どなたかになにかを心底お詫びしている。

前向きに考えれば、それでも周りの方々の優しさのおかげで、大事に至らずなんとかはなっているとも言えるのだが、このジタバタは一気に老け込みそうだ。笑

自分の仕事、家族ごとの細々とした日程やイレギュラーなことが日々ある。急なイレギュラーに対応できるように、先手早めで準備しているつもりなのに、最近顕著なのは、ひとつイレギュラーなことがあると、玉突きで引き起こされる様々なことが、すっかりすっ飛んでしまう。
点では把握できていることが、線で繋げていったり、全体を俯瞰できなくなっている。

昔から、パズルとか苦手だし興味なかった、、のが関係あるのかないのか。笑

しかも、家族ごとの調整も、うちは私だけでなくオットや祖母や様々な手を借りているので、逆に情報共有し忘れることも多々。

20代から30代の、仕事漬けの日々に相当鍛えられて今が楽しくもなっているから、この年代の、自分以外のことにも奔走する毎日の中で、きっと何かが鍛えられてると信じることにする。それが何かは渦中ではわからないことも多いのだけど。


そんな中で、親ばかと承知しつつ、いい芽吹きもあった。
最近、朝起きると息子は目玉焼きを自分で焼いて食べるようになった。
理由は、ママが作るとおいしくないからだそうだ。確かに、火をかけながら洗い物したり、夜ご飯のことを考えたり、毎日完璧な焼き上がりとは程遠いし、お腹に入ればなんでも同じ、つべこべ言わずに食べなさいと強要する粗雑な母だ。

親の不出来を逆手にとって、自立心が芽生えるなんて。悶絶寸前の毎日の中でプチしあわせなことだった。