FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

研修17日目

2020/07/08 23:00
posted by 新人研修日誌2020

こんにちは!研修17日目を担当します、徳田聡一朗です。

2020年新人研修日誌、私の担当回はついに今日でラストとなりました…!

この4週間という短い期間で本当にたくさんのことを教えていただきました。

少しでも一人前のアナウンサーに近づけたのか不安に思うところはありますが、今後も一歩一歩着実に前へ進んでいきたいと思います!

それでは今日の研修内容です。

1限目:三宅アナウンサー

スポーツ原稿の読み方を教えていただきました。

この講義で印象に残ったこと、それは…

「制作側がどういう意図でこの原稿を書いたのか、それを汲み取って表現する」

ということです。

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(スポーツニュースの考え方について教えてくださる三宅アナ。)

スポーツニュースの原稿は、本来何時間もある試合を見た中から「このプレーはお伝えしたい!」と制作側の方が感じた瞬間を抜き出し、長い時間をかけて編集して出来上がったもの

私たちはニュースを視聴者の皆様にお届けする最終走者として、制作側の意図を理解し、どの部分を盛り上げて読むべきなのか…などといったことを常に考えなければなりません。みんなで作ったニュースを最高のものにするか、台無しにするかはアナウンサー次第。常にその責任感を忘れずにニュースと向き合いたいと思います!

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(映像を見ながら原稿を読む練習を行いました。)

2限目:野島アナウンサー

震災時の対応について教えていただきました。

この講義では地震が起きた際、アナウンサーとしてどのような情報をお伝えすべきか、その対応について過去の映像を見ながら解説していただきました。

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(野島アナから、震災時のアナウンサーの対応についてお聞きしました。)

自然災害というものは、いつ自分がその場に居合わせるかわかりません。そのために常日頃から災害時にどういった情報をお伝えすべきなのかをよく考え、たくさんの知識を身に着けておかなければなりません。

“一人でも多くの人の命を救いたい”

という意識を忘れず、災害が起きた際への準備をし続けたいと思います。

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(震災時を想定したカットイン訓練を行う佐久間アナ。)

3限目:青嶋アナウンサー

アナウンサーの音声表現について教えていただきました。

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(表現の幅を広げる方法を教えてくださる青嶋アナ。)

この講義のテーマは「魂の開放」

青嶋アナウンサーが用意してくださった絵本を様々な表現で読むことに挑戦しました!

「可愛すぎる」「真面目すぎる」「怖すぎる」…といった、様々な「○○すぎる」読み方で絵本の朗読を行ったのですが、頭の中のイメージを音声にして表現するのがとても難しかったです。

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(様々な「○○すぎる」読み方に挑戦しました!)

イメージというものは様々な経験を積むことで広がっていくそうです。知識の幅を広げれば、その分気持ちを合わせていける。気持ちの厚みが増せば、その分表現の幅も増していく…とのことでした。

多くの実体験が多様な音声表現を可能にしてくれるということで、これからたくさんのことに挑戦して感情の幅を広げていきたいと思います!

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(一人ずつ、ステージの上で絵本の朗読を行いました。)

本日の研修日誌は以上になります。

新人研修も残り2日間。

最後まで気を抜かず、全力で頑張りたいと思います!

ここまでブログを読んでいただき、ありがとうございました。