ワールドカップ男子大会 カナダ戦後の主なコメント
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●南部正司監督
前回のオーストラリア戦の勝ちムードを、今日のカナダ戦もいかせていた。昨日1日空いたことで、チームの課題だった真ん中からのコンビを(修正し)実戦の場で出せたことで、チームが大会を通して成長しているなと感じられてよかった。今日は山内がよかった。カナダチームは決してベストメンバーを組めていたわけではなかったので、そう考えると、今日勝ったということは非常によかったけれど、もっと高いレベルで、高い技術を身につけながらやっていかないと、世界の強豪チームに常に勝つという力は身に付かないのかなと思っています。
●深津英臣
昨日1日調整できたことで、みんなコンディションもすごく上がっていたし、しっかり雰囲気も作れていた。今日はチームがしっかり一つになっていたからこそのストレート勝ちだと思う。内容的には、二段トスになった時にもスパイカー陣が無理をしなかったし、自分たちからミスを出さなかったことが大きかったと思います。
今日相手のミドルブロッカーが、鈴木さんに対してはコミットブロック、山内に対してはリードブロックで来ていると気づいたし、スタッフからも1球ずつ相手の状況を言われていたので、自分はその通りに上げました。山内はずっと試合に出れなくて悔しい思いをしているのは自分にも伝わっていたので、何とかしてあげたいという思いもあった。山内があれだけ決めてくれたおかげで、サイドやパイプも楽になり、展開がすごくよくなった。1セット目の一回り目に、カナダがサーブをミスしていて、二回り目からは入れてくるサーブだったので、こちらがしっかりレセプションを返してクイックを決めていくという展開を作れました。
●山内晶大
今日のカナダは、オポジットのシュミット選手(12番)が多く打ってくるので、その対策をメインに戦術を立てたことで、うまくはまったと思います。(スパイク決定率100%だったクイックについては)技術面はあまり考えすぎると中途半端になると思ったので、思い切り打つことを考えた。サーブに関しては、自分の得意なコースに打って崩れてくれたのでよかった。明日のイタリア戦も今日のように思い切りやりたい。今日よりも集中力が必要になると思うので、クイックもブロックももっとつめていきたいと思います。