更新日:2016年08月19日

「タカマツ」ペアが日本バドミントン界の歴史を変えるか!??

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    2016年8月19日
    奥原希望は、3位決定戦でロンドン五輪王者の李雪ゼイ(中国)と戦う予定だったが、李が棄権したため不戦勝。シングルスでは日本バドミントン界としては初のメダルとなる銅メダルを獲得した。


    2016年8月19日
    高橋礼華、松友美佐紀組が決勝で、デンマークのクリスティナ・ペデルセン、カミラ・リターユヒル組に18−21、21−9、21−19で勝利。日本バドミントン界初の金メダルを獲得した。なお、シングルスの奥原希望は準決勝で敗れ、3位決定戦にまわることになった。


    2016年8月16日
    高橋礼華、松友美佐紀組が準決勝を行い、韓国の鄭径恩、申昇チャン組に21−16、21−15でストレート勝ち。決勝に駒を進め、銀メダル以上を確定させた。


    2016年8月15日
    高橋礼華、松友美佐紀組が準々決勝を行い、マレーシアのフー・カムン、ウォン・ケウェイ組に21−16、18−21、21−9で勝利。準決勝に駒を進めた。


    2016年8月13日
    グループAの高橋礼華、松友美佐紀組が1次リーグ3試合目を行い、オランダのセレナ・ピーク、エーフィア・ムスケンス組に21−9、21−11のストレート勝ち。3戦連続でストレート勝ちを飾った。


    2016年8月12日
    グループAの高橋礼華、松友美佐紀組が1次リーグ2試合目を行い、タイのプッティタ・スパジラクル、サプシリー・タエラッタナチャイ組に21−15、21−15のストレート勝ち。2戦連続でストレート勝ちを飾った。


    2016年8月11日
    グループAの高橋礼華、松友美佐紀組が予選に登場し、インドのグッタ、ボンナッタ組と対戦。21−15、21−10のストレート勝ちで白星発進した。


    「オグシオ」、「フジカキ」超え狙う

    バドミントン女子では、ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組が、日本バドミントン界史上初の快挙に挑む。高橋・松友組は、「タカマツ」の愛称で知られ、2014年には日本人初となるダブルス世界ランキング1位に輝いた。また、2016年3月には、全英オープンで優勝し、日本勢の女子ダブルスとしては、38年ぶりの快挙を成し遂げた。



    高橋と松友は、高橋のほうが1学年上だが、高校時代からコンビを組み、2人とも日本ユニシスに所属するなどコンビ歴は長い。息の合ったコンビプレイで世界の強豪を撃破してきた。

    バドミントンでは、世界ランキングとは別にBWFスーパーシリーズがあり、これは五輪や世界選手権に次ぐ最高峰の大会である。このスーパーシリーズランキングの上位8人(8ペア)がスーパーシリーズファイナルズに招待される。「タカマツ」ペアは、2014年のスーパーシリーズファイナルで、日本人として初めての優勝を成し遂げた実力の持ち主だ。



    女子バドミントンは、小椋久美子、潮田玲子の「オグシオ」ペアで人気を博し、2人は北京五輪に出場してベスト8。前田美順、末綱聡子の「スエマエ」コンビも北京五輪に出場して、アテネ五輪の金メダルペアを破る殊勲の白星を挙げ日本バドミントン界史上初のベスト4進出を果たした。そして、ロンドン五輪では、藤井瑞希、垣岩令佳の「フジカキ」コンビが銀メダルを獲得した。

    人気先行気味だった女子バドミントンだったが、最近は実力も伴ってきた。「タカマツ」ペアの近年の躍進ぶりを鑑みれば、日本バドミントン界に悲願の金メダルをもたらすのも夢ではない。

    女子シングルスも、ダブルス同様にメダルの可能性が高い。奥原希望がその筆頭だ。奥原は、2015年のスーパーシリーズファイナルを制し、2016年の全英オープンも優勝するなど躍進が目覚ましい。



    日本の男子バドミントン界は、違法賭博問題で暗い影を落としたが、女子バドミントン界は明るい未来が待っていそうだ。

    注目の女子ダブルスは、日本時間11日に始まり、高橋・松友組が出場する。

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