ルノー、2015年シーズン0勝は「痛手」

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ルノーのオペレーション責任者を務めるレミ・タフィンは、同社が1勝も挙げることなく2015年シーズンを終えることは大きな痛手になると述べている。

ルノーがシーズンを0勝で終えたのは、フェラーリとマクラーレンがタイトルを争った2007年シーズンが最後で、パフォーマンスと信頼性不足に悩まされたルノーはその年、フェラーリとメルセデスの後塵を拝した。

昨年のベルギーGPを最後に優勝から遠ざかっているルノーだが、タフィンは同社が2015年シーズンを通してライバルチームとの差を縮めたことに自信を持っている。

タフィンは「長いシーズンを経て、アブダビで最終戦を迎える」

「我々の基準を考えると、成功とはいえないシーズンになっている。成功を期待していたものの、今年、1勝も挙げることができなければ痛手になるだろう」

「しかし、我々は多くのことを学んでおり、今後に向けて自分たちを強固なものにする力強い進歩があった」

「不安定なスタートを切った後、信頼性を強固なものにし、あらゆる部分が昨年以上に強力になった」

「パフォーマンスの面でもライバルチームに近づいており、特定の状況では表彰台を争うことができる」

「当然ながら、優勝争いが我々の復活における次のステップになる。今年得られた情報はこの目標達成に近づくための手助けになるだろう」と語った。(情報提供:GP Update)

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