ハチマガ

#1 ついに続編が配信開始!
話題のドラマ『ポルノグラファー~インディゴの気分~』
竹財輝之助さん&吉田宗洋さん&猪塚健太さんにインタビュー

竹財輝之助さん(たけざい てるのすけ)さん
1980年4月7日生まれ。熊本県出身。2004年『仮面ライダー剣』でテレビドラマデビュー。2007年に映画「未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~」で3000人を超える応募の中から、松下奈緒さんの相手役に選ばれる。ドラマ『トットちゃん!』『アンナチュラル』などに出演。俳優だけでなくモデルとしても活動。趣味は、バイク、読書。特技は、サッカー、料理。
吉田宗洋さん(よしだ むねひろ)さん
1982年10月21日生まれ。長野県出身。テレビ、舞台を中心に活躍。ドラマ『ファースト・キス』、『ROOKIES』、舞台「ピアフ~私は何も後悔しない~」、「飛ばぬ鳥なら落ちもせぬ~梟雄と呼ばれた男 右筆と呼ばれた男~」などに出演。趣味は、家具作り、読書。特技は、料理、殺陣、歌。
猪塚健太さん(いづか けんた)さん
1986年10月8日生まれ。愛知県出身。劇団プレステージに所属。舞台、ドラマ、映画で活躍。舞台「テニスの王子様」、「魔界転生」、ドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』、『今日から俺は‼』、映画「娼年」などに出演。趣味は、ボウリング(ハイスコア233)、けん玉。特技は、サッカー、カプチーノ作り。

昨年、FODと地上波で放送し、大反響を呼んだドラマ『ポルノグラファー』。その続編である『ポルノグラファー~インディゴの気分~』が、FODで配信中。前作は、主人公のポルノ作家・木島(竹財)と大学生の久住(猪塚)を中心としたラブストーリーでしたが、今回は、木島と木島の編集担当・城戸(吉田)の過去の関係を描きます。過去編ながら、前作に引き続き久住も登場するなど、ファンにとっては目が離せない内容に。そこで竹財輝之助さん&吉田宗洋さん&猪塚健太さんに、ドラマの見どころなどをうかがいました。

  • 続編が実現したのは
    ファンのみなさんの盛り上がりのおかげ

『ポルノグラファー~インディゴの気分~』の制作が決定した時は、どんな気持ちでしたか?

猪塚 純粋にうれしかったのと、あとは『ポルノグラファー』の配信時から見てくださっているファンのみなさんがすごく熱くて。SNSでも盛り上がってくれて、そういうことが少なからずきっかけとなってBlu-rayやDVDの発売にもつながっただろうし、こういった形で続編も実現したと感じていたので、すごくありがたいな、と。たぶん、続編を一番喜んでくれるのは、そうやって盛り上がってくれたファンの人たちだろうなっていうのが、まず思い浮かびました。その方たちのためにも、いい作品にしなきゃいけないなと思いました。
竹財 本当に、『ポルノグラファー』を見てくださった方々の熱量で実現したようなものなので、そこは僕も素直にうれしかったです。だけど、僕は正直、逃げ出したいくらい怖くて…。期間をあけて同じ役をやるのが初めてだった、というのもあるんですけど、やっぱり「やるからには前作を超えないと」という思いがあったので、プレッシャーも感じて。だから僕の場合は、ちょっと不安が大きかったですね。
猪塚 前作が終わってから半年くらいありましたもんね。
竹財 うん。僕、1回終わっちゃうと忘れちゃうので(笑)。また同じ役に戻らないといけないっていうのが…。「(竹財さん演じる)木島理生ってどういう人だったかな」みたいなところから…。
猪塚 しかも、終わった時点では、まだ(続編の制作が)決まってなかったですから。
竹財 そうなんです。
吉田 『インディゴの気分』は、(吉田さん演じる)編集者の城戸が主体となって話が進んでいくので、まずはプレッシャーを感じました。あとは、台本からは想像しきれない部分があったので、そのあたりがどうなるのかと…。実際、撮影が始まってみても、もう想像をはるかに超えることばっかりで(笑)。現場でパニックの毎日でした。
竹財 “城戸パニック”っていう、新しい言葉が生まれましたよね(笑)。
吉田 竹財さんが言い始めたんですけど(笑)、それくらいいろいろなものが、毎日“降っては出ていく”の繰り返しだったんです。俳優としては、本当にいい経験をさせてもらいましたけど、でも毎日はパニック、みたいな。
竹財 『インディゴの気分』は、城戸の力のかかり方がすごかったですからね。
吉田 もう毎日、毎話、本当に濃厚な内容でしたから。

本作では、城戸の木島に対する憧れ、嫉妬、苦悩、欲情といった様々な感情が描かれています。吉田さんは、城戸という人物をどんなふうに捉えていますか?

吉田 城戸は、木島に対して“思いが残る”というより“しこりが残る”という感じなのかな、と感じています。昔の恋愛に対して、しこりが残るというか。結局、初恋の相手が忘れられないみたいなことってありませんか? 未練があるっていうより、“なんか残ってる”みたいな感じというか。『インディゴの気分』の台本を読んでいて、城戸と木島の関係にもそんなものがあったんだろうと思いましたし、それが城戸を演じる僕も救われるような内容だったので、見てくださる方もきっと前向きに捉えられるんじゃないか、と思いました。

『インディゴの気分』をやるにあたって、意識したこと、心がけたことはありますか?

吉田 なんでしょうね…先輩?
竹財 俺に振るなよ(笑)。僕は、過去編ということで、前作の『ポルノグラファー』の木島理生につながる過程を大事にしようと思いました。前作の時はどちらかというと、僕が引っ張っていくというか、(猪塚さん演じる)春彦を翻弄していく役でしたが、今回は受け身というか、翻弄される側だったので、前作ほど作り込んでいないというか。現場で城戸が話すことを聞いて、リアルな反応を残していければいいのかな、と思いました。あとは、テンポ感ですね。前作は、たっぷり間を使ってセリフを言って、湿度があるようなしゃべり方を目指していたんですけど、そこもほとんど意識せずに現場で会話をしてみて、自然に出てきたものを大事にしました。(本作で描いている)20代後半から30代にかけての5年間って、結構変わる時期だと思いますし、この時の木島は、まだ知らないことが多いんですよね。ポルノ小説もバカにしていたし、男性とのからみもこの頃に初めて知りますし。そのあたりの“若さ”は、出せたらいいな、と思いました。
猪塚 『インディゴの気分』は過去編なので、春彦がどんなふうに登場するか、詳しくは言えないんですが、『ポルノグラファー』で6話かけて丁寧に作った、木島先生と春彦の関係性や空気をそのまま大事に残せるように、ふたりのシーンを大切に演じようという意気込みで臨みました。
吉田 『ポルノグラファー』も『インディゴの気分』も、男性同士の恋愛の話と見る人もいるかもしれないですけど、僕は、ただの恋愛ストーリーというふうにはしたくないなと思っていました。ひとりの大人が、誰かと出会うことで、その相手が男であっても女であっても、「人というのはこういう気持ちになるんだ」ということを大切に演じようと思いました。
次回公開の竹財輝之助さん&吉田宗洋さん&猪塚健太さんインタビュー#2では、プレゼントのお知らせもあります!

取材・文 鈴木知子
撮影 鷹野政起

ポルノグラファー
FOD連続ドラマ『ポルノグラファー~インディゴの気分~』

フジテレビFODで配信中
原作:丸木戸マキ「インディゴの気分」(祥伝社 on BLUE comics)
演出・脚本:三木康一郎
出演:竹財輝之助 吉田宗洋 猪塚健太 / 大石吾朗

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