ハチマガ

#1 どんでん返しが待っている
話題のFOD連続ドラマ『いつか、眠りにつく日』
大友花恋さん&小関裕太さんにインタビュー

大友花恋(おおとも かれん)さん
1999年10月9日生まれ。群馬県出身。2012年、ドラマ『結婚同窓会~SEASIDE LOVE~』で女優デビュー。その後もドラマ『こえ恋』、『チア☆ダン』、映画「案山子とラケット」、「君の膵臓をたべたい」など話題作に出演。現在は、雑誌「Seventeen」の専属モデルを務め、『王様のブランチ』にもレギュラー出演中。趣味は読書。特技は書道。
小関裕太(こせき ゆうた)さん
1995年6月8日生まれ。東京都出身。子役として芸能活動をスタート。その後、舞台「テニスの王子様」、ドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』、連続テレビ小説『半分、青い。』、映画「春待つ僕ら」、「サムライマラソン」などに出演。趣味は、写真、音楽鑑賞、映画鑑賞。特技は、ダンス、アクロバット。

3月12日(火)0時より、配信開始するFOD連続ドラマ『いつか、眠りにつく日』。主人公・森野蛍を演じ、これが連続ドラマ初主演となる大友花恋さんと、死の案内人・クロ役の小関裕太さんにインタビュー。ドラマのみどころ、撮影の裏話などを伺いました。

<あらすじ>
森野蛍は、修学旅行の途中バスで事故に遭う。蛍が目を覚ますと、全身黒づくめの男クロ(小関裕太)から「お前の案内人だ。お前は死んだ」と告げられ、さらに死んでから49日以内に3つの未練を解消しなければ、地縛霊になってしまうと伝えられ…。

  • 2週間の泊まり込み撮影で
    チーム感が高まりました!

蛍がバス事故に遭って、死の案内人・クロに会うところから物語は始まります。悲しい話に思えて、笑い、感動、青春も…と、さまざまな要素のある見応えのある作品になりそうですが、台本を読んだ時の感想を教えてください。

大友 まず、原作を読ませていただいて、どのページにも温かみややさしさを感じられたので、それをどうやって伝わるものにしようかな、と考えました。その後で台本をいただいて、私が好きだったシーンや、読者の視点に立った時に「見てみたいな」と思っていたシーンが全部台本に反映されていたので、撮影がすごく楽しみになりました。ただ、笑えるシーンから泣けるシーンまでたくさんあるので、そこのふり幅をどう見せるかをしっかり考えなければ、とも思いました。
小関 原作には、女性の気持ちをきれいに描いているという印象がありました。例えば、恋をしたら、青空がより美しく見えるとか、水、風、色といった感覚までひとつひとつが文字から伝わってくる作品だなって。そこがドラマになったらどうなるのかな、と楽しみに台本を読んでみると、内容がとにかく面白く、意外性もメッセージ性もあるし、自分に投影して「自分だったら?」と考えることもできて。「どこか映画のようなドラマだな」と思いました。原作が良くて、台本が良くて…だから、この世界観を崩しちゃいけないなっていうプレッシャーが割と大きかった気がします。

実際に撮影が始まってみて、いかがでしたか?

大友 台本を読んでいる時に発見があって、それを現場で実際に相手の人と演じてみると、またさらに新たな発見があるという感じで。「こんな気持ちになるなんて思わなかった」というシーンもありました。毎日が発見で、それを現場でみんなが感じていて、撮影に活かすという、とてもいい時間でした。
小関 撮影が始まってからも、いくら読み込んでも足りないくらい、自分が演じるクロの良さや悪さが、どんどん出てくるんですよ。「自分だったら?」ってこともそうですし「実はこんなことを考えていたんじゃないか?」とか、いろいろな感情が…。(ストーリーの)最後に向かって、いろいろな線がつながっているので、その線を読み解く作業が、読み応え、やりがいになって面白かったです。

生死をさまよう蛍に、生前の未練を解消させようとする死の案内人がクロです。それぞれの役について教えてください。

大友 女子高生の蛍は、人に合わせて自分の意見を変えたり、周りのためになることを常に全力でやるタイプの女の子。誰かが笑ってくれたら、それはそれでうれしいという。そんな気持ちは私もすごくわかります。最初は笑顔で「全然いいよ」とか、「私は大丈夫」とか言ってることが多いのですが、最後のシーンに向けて自分のために(生前の)未練を解消していく中で、だんだん変わっていく。自分のために泣いたり、叫んだり、未練を解消しながら、蛍がどう変わっていくのかというところを、見せていけたらいいなという思いはあります。
小関 クロは、死の案内人で傍観者で、200年間この案内人をやっているという設定です。
大人っぽいというか、無関心というか、感情が見えなくて。ちょっと離れた先から物を見ているような人物なんですが、あえて少し人間っぽくしてみよう、という話になったんです。蛍に対しても心の距離は傍観者でも、肌の感覚としては「人間みたい」という印象になるように演じました。

おふたりは息がピッタリで仲が良さそうですね。

小関 2週間くらいロケ地となった静岡に泊まり込んで、ずっと一緒に撮影していましたから。その間、(クロの口調で)「お前」「この素人が!」とか言いながら(笑)。このドラマは、会話劇でもあるので、そういう意味では、本当にたくさんコミュニケーションをとった気がします。
大友 そうですね。小関さんはタップダンスが上手で、待ち時間に教えていただいたりもしました。
小関 それは花恋ちゃんが、ダンスが上手だから。それなのに、普段あんまり運動しないんですって。
大友 実はそうなんです(笑)。でも、そうやってキャスト、スタッフさんみんなで合宿みたいに泊まり込んで撮影する中で、どんどんチーム感が高まっていった気がします。
小関 そうだね。それでいて、現場にはちゃんと緊張感もあって。だから、楽しくもありすごく居心地が良かったです。
大友 (メインキャスト)4人(大友、小関、甲斐翔真、喜多乃愛)のキャラが違うので、私たちふたりでいる時と4人で集まった時の雰囲気がまた違うんですよね。だから、いつでも新鮮な感じがしました。

この作品にかける意気込みを教えてください。

大友 個人的には、連続ドラマに初めて主演させていただいたということでの緊張もあるのですが、それ以上にこの『いつか、眠りにつく日』という素敵な作品に参加できる幸せでいっぱいです。原作からあふれるまっすぐなやさしさを大切に、ドラマでもみなさんを温かな感動で包めるよう、蛍として一生懸命過ごそうと思って演じました。
小関 クロを演じる上で、現実にはいないクロという案内人になりきることを意識しました。また、視聴者のみなさんが何かを感じられるように、かなり“余白”を持って演じたつもりです。人間ではないけれど、感情を感じられるしゃべり方だからこそ、無感情に見えるかもしれませんし、すごく感情的に見えるかもしれない。そんなふうに楽しんでいただけたらうれしいです。
次回公開の大友花恋さん&小関裕太さんインタビュー#2ではプレゼントのお知らせもあります!

取材・文 鈴木知子
撮影 今井裕治

いつか、眠りにつく日
『いつか、眠りにつく日』

FOD連続ドラマ『いつか、眠りにつく日』
3月12日(火)0時より配信開始
原作:いぬじゅん「いつか、眠りにつく日」(スターツ出版文庫刊)
脚本:本山久美子
出演:大友花恋、小関裕太、甲斐翔真、喜多乃愛ほか

他の記事

どんでん返しが待っている 話題のFOD連続ドラマ『いつか、眠りにつく日』大友花恋さん&小関裕太さんにインタビュー

大友花恋さん、小関裕太さん

この記事を共有する

インフォメーション

キーワード