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#1 病院薬剤師の奮闘を描く木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』が7月16日にスタート!石原さとみインタビュー!

石原さとみ(いしはら さとみ)さん
1986年12月24日生まれ。東京都出身。2002年に行われた「第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の「ピュアガール2002」でグランプリを獲得。デビュー作の映画「わたしのグランパ」(2003年)では、「第27回日本アカデミー賞新人俳優賞」のほか各賞を総なめに。その後、ドラマ、映画、舞台、CMと幅広く活躍。

7月16日(木)22時よりスタートする『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(※初回15分拡大)に出演する、石原さとみさんにインタビュー。

『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』は、石原さん演じる病院薬剤師の葵みどりが患者の“当たり前の毎日”を取り戻すために奮闘する姿を描く医療ドラマ。

原作は、荒井ママレ(医療原案:富野浩充)の同名漫画で、これまで主人公として取り上げられることのなかった病院薬剤師の姿をリアルに描き人気の作品。日本の連続ドラマとしても初めて病院薬剤師を主人公にしたドラマとなる。

そんな新しい試みのドラマで主演を務める石原さんに、役柄への思いやこれからの撮影での楽しみなどをうかがいました。

  • 「絶対に薬剤師さんの役をやりたいと気持ちが前のめりに」

病院薬剤師を主人公にした作品の主演にというオファーを受けた時の心境を聞かせてください。

最初に企画を聞いた時は…すごくうれしくなりました。薬剤師さんにはお世話になっているはずなのに、どういうお仕事をされているのか全然知らなくて。新しいことを知り、関わることができるということがうれしいです。お話をいただいてすぐに原作の漫画も読みましたが、本当に面白くて。絶対にやりたいと心から思いました。

薬剤師さんが正しいお薬を出すことって、“できていて当たり前”だから「ありがとう」となかなか気持ちを込めて言われないお仕事だったりすると思うんです。裏でどんなお仕事をされているのかという部分を見せることができたら、きっと「ありがとう」の質を変えることができるんじゃないかと。このドラマがそういう作品になったらいいなと思っています。

みどりという役柄はどう捉えていらっしゃいますか?

私はみどりと似ている部分もあって大好きです。薬の匂いや味に対するオタクぶりや、ちゃんと新薬も勉強している。そういう姿勢や夢中になる感じは私と似ている部分だと思います。真っすぐなところはしっかりと見せていきたいと思っています。

「薬剤師ってこんなことするの!?」と、初めて知ったことはありますか?

夜勤があることは単純に知りませんでした…(笑)。1度だけ、3日間入院したことがあったのですが、その時、丁寧に接してくださったことは覚えています。その際、すべてのお仕事を見ることができていたわけではなかったので、今回初めて知ることが多いです。

演じていて「薬剤師さんはこういう存在なんだ」と感じたことなどはありますか?

印象として、お医者さんが言ったこと(処方箋)を受けて、治し続ける人という感じですかね。手術などをして、治して終わりということではなく、自分らしい生活ができるようになるまでケアしているんだということを知って、ハッとさせられました。

あと、みどりがセリフでポロッと言うんですよ。「体に働きかけてるのは薬じゃん」って。「医者が治しているわけじゃない」と。薬が口の中に入って、体に働きかけているので、その薬を口に入れたり、入れ続けたりしたあとを見ているのが薬剤師さんなのかなと思いました。もし、いつか入院することがあったら、気になることがあれば声をかけたりして、ちゃんとお世話になりたいなと思いました。

友人に薬剤師さんがいるとのことですが、衣装のユニフォームに関しては相談されたりしましたか?

打ち合わせの前までは、白衣だと思っていたので、「どうしたらいいかな?」という話はしていました。友人の話だと、薬剤師さんはお医者さんと間違われてはいけないということで、生地の薄いちょっとシワが寄ったような白衣を着ているらしくて。だいたいのお医者さんが前を開けて白衣を着ているので、一生懸命ボタンを閉めて。あとは、薬の説明に目や耳を傾けてもらうために白衣の下には白黒茶のシンプルなものしか着ないということも言っていました。

でも、薬剤師として「こうなったらいいな」という話も聞いていたので、制作チームにお話をしたら、スクラブをと提案してくださったんです。ただ、スクラブにすると術着や介護士さんに似ているという問題も出てきて。スクラブを着る職業の方々と差別化をするために、生地選びから、ステッチ、シルエット、ポケットの位置までたくさん話し合いました。楽しかったですね。いつか薬剤師さんたちがこのユニフォームを実際に使ってくれたらいいな…。夢です(笑)。

役を通してどういうふうに薬剤師という職業を伝えていきたいですか?

身近な薬剤師や医者の友達からも反響をもらっていて、それがものすごい期待値なのでうれしいです。だからこそ、このドラマは夢物語にしたくないと思っています。ちゃんと現実を伝えていきたい。問題提起もしたい。答えが出ないとしても、考えるきっかけを作りたい。そんな作品にできたらいいなと思っています。

ただ、ネガティブな部分を映すだけじゃなくて、現実として「働くとはこういうこと」と伝えたくて…「どういう時にガッツポーズをする?」「どういう時にうれしい?」「どういう時に安心する?」「どういう時に良かったと思う?」と友達に聞いているんです。そういうプラスの部分も、ドラマの中で映していけたらいいですね。

あとは、かかりつけ薬剤師がなかなか浸透しないと言われているので、広まっていったらいいなと思っています。この間、腰を痛めてしまった時に、薬剤師の友達に「腰やってもうた」と連絡したら、すぐにいろいろとアドバイスをしてくれたんです。その時に「かかりつけ薬剤師ってこういうことか」と感じましたね。薬剤師の友達がいるって、すごいありがたいなと思ったし。何を聞いても答えてくれる人がいるってすごいなと。どれほど勉強してきたんだろうって思いましたし、尊敬しています。

取材・文 平野 智枝子

アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』

脚本:黒岩勉
出演:石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ・真矢ミキ・田中圭ほか

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