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坂口健太郎、初日を迎えた喜びを語る!「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」初日舞台挨拶

<左から、奈緒さん、吉瀬美智子さん、坂口健太郎さん、北村一輝さん、伊原剛志さん、橋本一監督>

4月2日より公開の映画「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」の初日舞台挨拶をTOHOシネマズ 日比谷にて行いました。
本作は、韓国の同名人気ドラマをベースに、日本でリメイクし2018年放送した連続ドラマの劇場版です。謎の無線機でつながる現在と過去の二人の刑事が、協力して未解決事件を解決していく姿が描かれていきます。
この日は、ドラマ版から引き続いて出演する坂口健太郎さん、北村一輝さん、吉瀬美智子さん、そして劇場版から参加となる奈緒さん、伊原剛志さん、橋本一監督が登壇し、コロナ禍において有観客で初日を迎えた喜びなどを語りました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。

坂口健太郎さん(三枝健人役)

今日は皆さん、お集まりくださり本当にありがとうございます。こうして無事に公開することができました。僕が、この"三枝健人"という役柄に長期間携わることになった特別な作品です。今日は短い時間ですが、このあと観ていただく本作について少しでもお伝えできれば嬉しく思います。

北村一輝さん (大山剛志役)

こんにちは! やっと公開ということで、このご時世、公開が延期になる作品も多くある中で、今日という日を迎えられたことをすごく嬉しく思っています。

吉瀬美智子さん(桜井美咲役)

今日は初日ということで本当に感無量です。そして、今日は、今までできなかった(お客さんの前での)舞台挨拶がをできることが嬉しくて、新鮮な気持ちで立たせてもらっています。スペシャルドラマ(3月30日カンテレ・フジテレビ系列にて放送)では大山先輩(=北村さん)に会えずに、今日こうして会えていることは嬉しいんですが...(笑)。劇場版ではどうなるのか? 楽しみにしてもらえればと思います。

奈緒さん(小泉ミチル役)

皆さん、今日は劇場に足を運んでくださりありがとうございます。初日を無事に迎えられたことが、本当に心から嬉しいです。私は、撮影日数があまり多くなかったので、今日こうしてキャストの皆さんとステージに立っていることも幸せに感じています。どうぞ最後まで楽しんでいってください。

伊原剛志さん(青木潤基役)

僕は、本作が前の事務所を退所してから初めての作品になります。本作は去年の一月に撮影し、コロナ禍の前に終わっていました。未だにコロナ禍が続く中で、こうして初日を迎えられて嬉しく思っています。そんな元気のある映画を皆さん、どうぞ楽しんでください。

橋本 一監督

今、伊原さんがおっしゃったように一年以上前に撮影をした作品です。僕自身も記憶がぼんやりしてきている部分もあるのですが、今日は記憶を呼び起こしながらいろいろなお話ができたらと思っております。ご来場、ありがとうございます。

MC:改めまして、公開おめでとうございます!(会場:拍手)
まずは主演の坂口健太郎さんに伺います。ドラマからずっと観てくださっていたファンの方々が、こうして(劇場に)いらっしゃってくれて、これまで宣伝活動をされてきた今のお気持ちを伺えればと思います。

坂口さん ...宣伝しましたね! 自分でも結構頑張ったと思います。でも、この作品は連続ドラマがあって、スペシャルドラマがあって北村さん、吉瀬さん、木村祐一さん(山田勉役)や池田鉄洋さん(小島信也役)といった方々と、新たに奈緒さん、伊原さんを迎えて、大きな熱量を注いだ作品でした。こういう時代ですが、北村さんがおっしゃっていたように公開が延期になる作品がある中、こうして公開できることはすごく嬉しいことです。この作品を一緒に作ってくださった方々にもいろいろなところで感謝したいと思っています。

MC:この作品は坂口さんにとってどういう作品になりましたか。

坂口さん ドラマの"続編"や"シーズン2"といった作品への出演はありますが、一人の"三枝健人"という人物をこうして長期間に渡って演じることは、今後なかなかないと思っています。僕が初めて主演をした作品がドラマから映画になって、恵まれていると思いますし、とてもありがたい経験をさせてもらっている作品だと思います。

MC:それでは本作の「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」でシリーズに初参加された方のお話を伺いましょう。まずは奈緒さん、ジャーナリスト役でしたが、楽しかったことや難しかったことはありましたか。

奈緒さん はい。楽しかったことと、難しかったことが一緒になります。私は、初めてアクションシーンを坂口さんと一緒に撮りました。ジャーナリスト役も初めてだったので、初めてのことがたくさんあった現場でした。現場では楽しいと思いつつも、難しさも感じていました。皆さんに支えていただきました。

MC:坂口さんとのアクションシーンですけれども、坂口さんはご覧になってどのような感想をお持ちですか。

坂口さん 楽しかったです(笑)!
奈緒さん 楽しかったですか?
坂口さん 奈緒さんとは初めてのお仕事でしたが、状況やロケーションで、どうすればうまく見えるかを現場で構築しながら、心地良くさせてもらった感覚でした。
奈緒さん 私は、坂口さんに身を委ねるアクションシーンだったので、すごく緊張もしたんですが、アトラクションに乗っているような感覚で...。
坂口さん あれは、痛くないんですか?
奈緒さん (即座に)痛くなかったです!(坂口さんは)現場でも「痛くない?」って、すごく優しく気遣ってくださって...本当に...。
坂口さん それは良かったです。

MC:それも本作の見所の一つですね。
続きまして、伊原さんに伺います。伊原さんの役柄は、連続事件の指揮をとりながら二十年前の事件にも関わる非常に重要な役どころになります。ご自身の中で意識された点や、監督から何か指示されたことはありますでしょうか。

伊原さん 最初の仕事なので、なるべく目立たないように謙虚な気持ちで臨みました。(監督に)ね?

MC:伊原さんからみた「シグナル」チームはいかがでしたか。

伊原さん 僕は今回初めて入ったのですが、すごくチームワークが良くて、楽しそうでしたよ。それと、僕が試写を観て驚いたのが、「坂口くんがアクションをこれほどできた」ってことです。(坂口さんを見つめて)普段は"ほわっ"と? "ポワーン"と?...した感じですが、キレッキレで! 僕の中では「ギャップ萌え」...っていうんですか?
坂口さん (笑)。萌えですか?!
伊原さん ええ。すごくて驚きました。あとは吉瀬さんもアクションをやっていらっしゃって!
吉瀬さん ありがとうございます。
坂口さん 吉瀬さんはクランクインの日がアクションでしたよね?
吉瀬さん はい。クランクインからアクションで...。(台本にあった)ト書きが一行だったのでアクションなんかないと思っていたところ、(橋本監督を見つめて)あちらの端にいらっしゃる...監督が、「やらせたい!」「戦わせたい!」と...。
橋本監督 (吉瀬さんにアクションの)練習していただきました!
吉瀬さん ...でも、(映像では)数秒で終わる! みたいな(笑)。

MC:北村さんは、ドラマの時も日々アクションという感じで、よく走っていらっしゃいましたけれども?

北村さん あ、そうですね。余計なことかもしれないですが、(作品内での)あの走り方は、わざとですから!(会場:笑) 「あんな走り方をするんですか?」ってすごく言われるんですよ! 「本当はちゃんと走れます!」と、記事に書いてください(笑)!

MC:役づくりということですね。

北村さん そうです!

MC:それでは橋本監督、今回の現場のキャストの方の印象と、ここがすごかったという点を教えてください。

橋本監督 僕はテレビ版には携わっていなかったので、劇場版で初めて皆さんとご一緒しました。中には(仕事をするのが)初めての方も多かったので、「現場の雰囲気はギスギスしていて、意地悪なのではないか?」と、実はすごく構えていました。ところが、そういう空気ではありませんでした。
初めて仕事をご一緒する人との仕事は緊張して、撮影の初日の朝一番はいつも吐きそうになるので、覚悟して行ったところ、すごく安心した覚えがあります。しかも、良い関係で、意見も交換できました。

MC:吉瀬さん、現場のチームワークについてお話いただけますか。

吉瀬さん 主演の坂口くんの現場での雰囲気づくりが良かったですね。奈緒ちゃんなんて初日から長セリフがあって大変でしたが、(坂口)健ちゃんがいち早くチームワークを作る空気をすごく出してくれていたと思いました。(坂口さんに笑顔で)これぐらい褒めておけば良い?
坂口さん (笑)。ありがとうございます!

MC:北村さんはいかがでしたか。

北村さん 僕は、現場の様子を本当に知らないんですよ! チームワークの良さとかよく聞かれますが、(ほとんど)会うことがないんです。「シグナル」の撮影現場では一人か、レギュラー陣の方ではなく違うキャストの方とご一緒していました。すごく楽しそうな話はいっぱい聞きましたが、僕は何にも分からないんです!
坂口さん それで言うと、本当にすごいですよね。現場で(ほとんど)一緒じゃないのに、「仲の良さすごいですよね」って、自分で言うのも何ですが(笑)。
北村さん 共演した感覚はすごくあるんです。でも、本当に現場では会わないので、「何をしているのだろう?」と、いつも思っています。

MC:北村さんから見た、俳優・坂口健太郎はどのような印象でしょうか。

北村さん 本当に性格が表れていますね。和気あいあいだけでなく、ピリっとしていることも大事ですが、ちゃんと「みんなでモノを作る」ことをすごく考えていると思いました。本作に関しては、(坂口さん)本人もアクションがすごくあって、挑戦していたので、僕もでき上がりを観て、「ここまでやるか!」と思いました。それに、「さすがだ!」とも思いました。褒めています!
坂口さん ありがとうございます。

MC:坂口さん、皆さんに愛されていますね!

坂口さん 僕がそうしていられるのも、逆に皆さんのおかげです。そういうところがありましたね。北村さんは覚えているか分からないですが、連続ドラマのクランクアップの時に、北村さんとお話をする機会がありました。北村さんとは、ほぼ無線のシーンしかなかったんですが、「三枝と大山の密な芝居をした気がするよね」とおっしゃってくれました。一緒に動いてシーンを撮ったわけでもないのに、「がっつりお芝居をした感覚」が残っているというのはすごく不思議な感覚でした。

MC:観ている側もそのように感じました。
橋本監督が気にかけた点や、ここに注目すると映画がさらに面白く観られる点をお話いただけますか。

橋本監督 (皆さんは)本作をご覧になる前なので、言えることは...やはり「坂口健太郎アクションスターになる!」です。今回のテーマは「坂口健太郎を痛めつける」ことだと公言してはばからなかったですから!(坂口さんに向かって)何回もやらせてごめんなさいね。
坂口さん いえいえ、そんな...。
橋本監督 坂口くんは弱音をはかないので、「弱音をはかせてやろう!」って感じに思って、何回もやってもらいました。
坂口さん でも、監督と初めてお会いした衣装合わせの時に「今回はボロボロになってもらうから」と言われました。台本の中のト書きには「三枝が手下のAとBと格闘する」ぐらいなので、最初は「どこまで僕はやるんだろう?」という感じでした。でも、アクション監督とすごく打ち合わせもされていますし、見所という意味でのアクションは形づくられていった感じがありました。

MC:ここからはキャストの皆さんに共通質問をさせていただきます。
一つ目は、過去を変えて未来を振り返る本作ですが、「皆さんが変えたい過去は何ですか?」

坂口さん 今、監督が「弱音をはかないので」とおっしゃっていたじゃないですか。劇中でワイヤーにずっとつられるシーンがあって、「くっそー!いつまで撮るんだ?」って一瞬ですが、思いました。ハーネスがあがらなくて肩が痛い時もありました。でも、(でき上がった)映像を観たら、すごくカッコよく映っていたので、「監督がねばってくれたおかげで良い画が撮れた」と思いました。

MC:今後もアクションはされますよね?

坂口さん ...。(会場:笑)

MC:それでは北村さん、お願いします。

木村さん 言いたいことはいっぱいありますよ! 先ほど「撮影は一人」って言いましたが、ドラマの時から、「泣く」などの感情を出すシーンが多かったんです。だいたい朝の五時とか六時に呼ばれて、「泣いてくれ」と...。朝一でそれを一人で撮るんです。しかも、皆さんは冬場だとケータリングとか食事が出るんでしょうが、僕は一人だから一切出ませんでした。
ま、それは冗談です(笑)。設定上会えないのは仕方がないですが、どこかで「会えないものか」と思っていました。お芝居をしながら無線機で話をしているぶん、「いつ会えるのだろう?」っていう、文通相手のような感じでした。

MC:吉瀬さんはありますか?

吉瀬さん (北村さんに向かって)「カレーの差し入れをまた食べたいな!」しか出てこないですね。この現場は北村さん、健ちゃんの差し入れが豊富で、私は差し入れを楽しみに現場へ行っていました。次の現場でも待っています!

MC:奈緒さんは?

奈緒さん 私もカレーの差し入れが食べたかったです!
吉瀬さん 食べていないの?
奈緒さん 食べていないです!
あとは...北九州での撮影には行けなったので、私も皆さんと一緒に地方に行きたかったです。行けなかったことが心残りなので、監督、次に地方の撮影がある時は呼んでください!
橋本監督 喜んで!
奈緒さん ありがとうございます。

MC:伊原さんはいかがですか。

伊原さん 僕はあまりたくさんの方と絡んでないんですよね。ただ、今話を聞いているうちに思い出しました。北村くんとは、今まで共演したことがなくて、(本作の)病院のシーンで初めて会ったんです。北村くんが「僕、伊原さんが20代の頃に出ていたコカコーラのCMを部屋で毎日見ています」って話をしてくれて。
登壇者の皆さん へー!
伊原さん 僕は、北村くんは良い役者さんなので「共演したいな」と思っていましたが、あっという間に打ち解けることができて、僕の気持ちをほぐしてくれました。それは良いんですが、その後に撮った病院のシーンはすごくシリアスなものだったので、気持ちをシリアスなところにもっていくのが大変でした。

MC:橋本監督はいかがでしょうか。

橋本監督 情けないことに、北九州の撮影最終日に、僕は食あたりになりました。徹夜で撮影をして、その次の日にまた撮影をして...と、繰り返していたら、夕方から調子が悪くなり、病院に行きました。コロナの可能性もあったので、誰もいない病院のロビーで、数時間ごろんと寝転がされていました。その間も、皆さんは撮影を続けていたので、申し訳なく思っています。吉瀬さんは、その日がオールアップ(撮影終了)の日でしたので、「お疲れさまでした」が言えなかったことを謝りたいです。(吉瀬さんに向かって改めて)お疲れさまでした!
吉瀬さん ありがとうございます。お疲れさまでした。

MC:それではもう一つの質問です。本作は、20年前の未解決事件が鍵を握っています。それが、未来を救うきっかけになるので、ここで未来について伺います。「20年後にご自身がどうなっていたいのか」「お互いにどうなっていそうか」をお話ください。

橋本監督 20年後は、コロナがなくなってスキッとした世の中になっていてほしいですね。それに尽きます!
伊原さん 20年後の僕は七十八歳なので、コロリと気持ちよく死んでいたいです。

MC:まだまだご活躍なさってほしいです。

伊原さん そんなに僕に試練を与えないでください!
奈緒さん 先日、5G(第5世代移動通信システム)対応の携帯電話を買いました。それで、この先どうなるのかという話をしていたところ、第7世代になると「ピザが食べたい」と携帯に言うと、ピザが出てくるぐらいになるそうです。どんどん時代は便利になり、いろいろな職業がなくなっていくかもしれないですが、映画の仕事はなくなってほしくないと思いました。
吉瀬さん 何も出てこないですが、20年後の私は68歳なので、孫ができて、かわいいおばあちゃんになっていたら良いなと思います。
北村さん 今までは当たり前のように撮影をして、それが公開されていました。そういうことが、コロナ禍により、すごく幸せなことだと再認識しました。ですので、20年後もこうして撮影して、またこういう舞台に立てていたら良いなと思います。
坂口さん 北村さんは、今おいくつですか?
北村さん 51歳!
坂口さん 僕は、今年30歳なんです! なので、20年後は、北村さんとほぼ同じ年になります。なんか楽しそうだなっと思って...。
北村さん それはどういう意味なんだ(笑)?
坂口さん 北村さんとご一緒して、20年後の50歳が、「楽しそう」で「楽しみ」に思えてきたんです。僕の20年後の年齢の方とお仕事をして、皆さんが楽しそうなので、どこか未来は明るいなと思えています。
北村さん (照れ笑い)。もっとちゃんとした人にしたほうが良い!

MC:それでは最後に代表して、坂口さんからご挨拶をいただきます。

坂口さん この後、作品を観ていただきます。三枝健人や大山巡査部長など、いろいろな人を通してご覧になってもらえればと思います。なかなか動きづらいこの時期に本作を公開することは、逆に"意義"を感じています。どうしても心がすり減りがちな時代だと思います。本作はニコニコ笑って楽しめる作品ではないですが、そういう時にこういった作品をお届けして、少しでも三枝のパワーと熱量が伝われば良いなと思います。それができるのが、この仕事だと思っています。この「シグナル」という作品が、皆さんの心の中の1ページに刻まれてくれたら嬉しいです。短い時間でしたが、今日はありがとうございました。

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