#1 現在FODで配信中のドラマ『スイートリベンジ』に出演している夏菜さん、森永悠希さん、古畑星夏さんにインタビュー！

夏菜 マリコの変装はパワーアップしたかな…いや、でも前編といい勝負かもしれない。ただ、キャラクター的にはYouTuberの「マリちゃん」という、これまでで一番ハイテンションなキャラクターが出てきたので、その点ではパワーアップしているかもしれません。
古畑 内容もパワーアップしていませんか？　かなり深掘りしてキャラクターが描かれていますし。
森永 スイートリベンジ社が扱う案件も結構ディープですし、ゲストで登場するキャラクターが前回よりも、ひと癖もふた癖もありますし…。
夏菜 ちょっと犯罪入ってるよね（笑）。
森永・古畑 （爆笑）

夏菜 私は、7話と8話に登場する、ストーカーのミツヒロ（入江甚儀）が結構好きだったな。好きというか、クセが強くて面白いなと思いました（笑）。
森永 本人は気づかずストーカー行為をしている人だから、ヤバいですよね。
夏菜 物語の中で、その“いい感じのヤバさ”が出ていていいなって…役者目線で思いました。人としては絶対にダメですよ（笑）！
古畑 9話と10話に登場するゲストYouTuberのオレキング（相馬理／真夜中の12時）は、物語も今っぽかったですし、配信者としての自分と本当の自分でさまよっている感じが面白いなと思いました。
夏菜 オレキングの相馬くん、お芝居は初めてだったんだって！
古畑 え、そうなんですか！？
夏菜 すごいよね。お芝居がうまくてびっくりした。撮影前に「緊張します～」って言ってたから、「みんなジャガイモだと思ってやりな」って言ったら、「夏菜さんもジャガイモですね～」って言ってたんだけど（笑）。彼のお芝居を見て、「これはやばいね」ってスタッフとも話したくらい。
森永 すごかったですね。僕が面白いなと思ったキャラクターは、自分が演じてるケンジと同じようなポジションにいる、ビターリベンジ社のサトル（稲葉友）です。実は、身につけているカバンとかが似ているんですよね。あとで美術の方に聞いたら「そのほうが分かりやすいかなと思って」とお話されていて、狙っていたみたいなんですけど。だから、ケンジとサトルの対比は見ていて面白いかなと思います。

夏菜 今回は、難しかったというか…先ほどもお話したYouTuberのマリちゃんというキャラクターが一番振り切った役でしたね。私自身、酔っぱらいながらゲーム実況の配信をやることがあって、フワちゃんのモノマネをしていたんです。だから、その時のことを思い出しながら演じました（笑）。
ベースのマリコに関しては、前回を経て役が出来上がっていたので、前回ほど難しさは感じませんでした。ただ、今回は涙を流すシーンがあるのですが、その感情の揺らし方はいろいろと考えましたね。マリコは普通の人に見えてしまうと違いますし、感情を揺らしながらもマリコらしさをどう残すか、という部分は難しかったです。

古畑 マリちゃんはすごかった！
森永 インパクトがね、強すぎたよね（笑）。マリちゃんが登場するシーンあったじゃないですか。そこで僕たち「やばい！本当すごいよね！」って話していたんです！
夏菜 本当に？　あの時、頭の中で「私は今、お酒を飲んでいる、お酒を飲んでいる…」って呪文のように唱えながら、スイッチをポンッと入れて演じていましたね（笑）。

古畑 変身してみたーい！
森永 プロデューサーさんへ「僕たち2人も（劇中で）潜入したいです」ってお願いしているんですよ（笑）。
古畑 普段の自分とはかけ離れた格好したいですよね。サブカルマリコのキノコヘアーのかつらを被りたいです（笑）。
森永 僕は、原作で出てきた執事になってみたい！ヒゲをつけて。
夏菜 執事、似合いそう！2人の七変化も見たいから…次回作に期待ですね（笑）。