10月6日にスタートする木曜劇場『silent』に出演する川口春奈さん、目黒蓮さんにインタビュー！
川口春奈（かわぐち はるな）さん
1995年2月10日生まれ。長崎県出身。2007年にデビュー。「桜蘭高校ホスト部」（TBS系）や「GTO」（フジテレビ系）、大河ドラマ「麒麟がくる」（NHK）など話題作に数々出演。2020年に開設した公式YouTubeチャンネル「はーちゃんねる」で見せる素の表情が、話題を集めている。
目黒蓮（めぐろ れん）さん
1997年2月16日生まれ。東京都出身。2010年にジャニーズ事務所に入り、ジャニーズJr.として活動。2019年に現在所属するSnow Manへ加入し、2020年にCDデビューを果たす。2022年12月に出演映画「月の満ち欠け」、2023年に主演映画「わたしの幸せな結婚」の公開が控える。
10月6日スタートする木曜劇場『silent』に出演する川口春奈さん、目黒蓮さんにインタビュー。
『silent』は、渋谷のCDショップで働く青羽紬と、徐々に耳が聞こえにくくなる病を患う青年・佐倉想の切なくも温かいラブストーリー。高校時代、ともに思い合い、仲を深めていた2人だが、想が突然別れを告げて紬の前から姿を消し8年が経っていた。そんなある日、偶然、雑踏の中で想を見かけた紬は、再び想を意識し始めていく。
紬を演じる川口春奈さんは、デビュー15周年の節目の年で本作がフジテレビ系の連続ドラマ初主演。そして、想を演じる目黒蓮さんは、ラブストーリーの主人公相手役に初挑戦することで話題となっています。
現場で交流を深めているという川口さんと目黒さんが取材会に出席。お互いの役の魅力、撮影中のエピソードなどを聞きました。
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川口春奈、キラキラの青春シーンを演じ「甘酸っぱい！」
撮影が始まり、それぞれ役を演じてみて感じていることを聞かせてください。
川口
クランクインから3週間くらい経ち、現代のシーンと回想となる学生時代のシーンを撮っていて、すごく楽しいです。
目黒 回想シーンと現代のシーンでは本当に気持ちがまったく違うのですが、その差もちゃんと自分の中で整理できているので、撮影は毎日楽しいです。
目黒 回想シーンと現代のシーンでは本当に気持ちがまったく違うのですが、その差もちゃんと自分の中で整理できているので、撮影は毎日楽しいです。
それぞれが思う、相手のキャラクターの魅力は？
川口
想は根っから明るいわけではなくて、1人の世界をちゃんと持っていて、芯があって、仲間思いのキャラクター。紬は、想の声から好きになるのですが…心の内に何かを秘めている雰囲気に惹かれているところもあると思います。
影と色気のある目黒くんが丁寧に演じられているので、より興味を惹かれる想になっている気がしますね。
影と色気のある目黒くんが丁寧に演じられているので、より興味を惹かれる想になっている気がしますね。
目黒さんが思う紬の魅力は？
目黒
明るさでしょうか。影のある想は紬の明るさに救われている部分がすごくあるんです。でも、好きだなと思うから言えないことも出てくるんですよね…。
好きな人によく分からないまま振られてしまった紬と、本当のことを明かせないまま好きな人と別れた想。それぞれ自分が役と同じ立場になったら、どうしますか？
川口
すごく一方的で、理由がよく分からなくて、納得がいかないまま想に去られてしまった紬の立場からすると、劇中のように、8年という長い時間が経っても気にはなるでしょうね。
それは「好き」を引きずっているという意味ではなくて、ふと「あれ？」と。でもどうなんでしょう？難しいですね。私の人生に、そんなドラマチックなことは起こらないので（笑）。
それは「好き」を引きずっているという意味ではなくて、ふと「あれ？」と。でもどうなんでしょう？難しいですね。私の人生に、そんなドラマチックなことは起こらないので（笑）。
「別れの理由が知りたい」という紬の気持ちは理解できるということですか？
川口
そうですね。病気のことを隠されているわけですから…「好きな人がいる。別れたい」って急に言われたら、正直「え？」ってなりますよ。
目黒 「え？」ってなったら、その場で問い詰めますか？
川口 紬のようにメールで言われたら、会いに行くと思う。何がなんでも。
目黒 川口さんっぽい（笑）。
川口 だって、恋人ですよ（笑）？それは、会いに行くでしょ。でも、紬と想にはいろいろな理由がありますから。それを知った時にどうするかってところに注目していただきたいですね。
目黒 僕はもし想の立場だったら、たぶん理由を話しちゃうと思います。隠して別れることはできないです。隠していたらめっちゃ後悔すると思うし。
目黒 「え？」ってなったら、その場で問い詰めますか？
川口 紬のようにメールで言われたら、会いに行くと思う。何がなんでも。
目黒 川口さんっぽい（笑）。
川口 だって、恋人ですよ（笑）？それは、会いに行くでしょ。でも、紬と想にはいろいろな理由がありますから。それを知った時にどうするかってところに注目していただきたいですね。
目黒 僕はもし想の立場だったら、たぶん理由を話しちゃうと思います。隠して別れることはできないです。隠していたらめっちゃ後悔すると思うし。
高校時代を演じてみて、楽しかったこと、苦労したことがあれば聞かせてください。
川口
キラキラの青春シーンが描かれているのですが、私の学生時代と程遠くて…（笑）。甘酸っぱい！演じながら「（紬と想の関係が）もどかしい～！」という気持ちになりました。
そんななかでも、2人の学生時代がかわいらしく、初々しく、健気に見えるようにということは意識して演じています。でも、かゆくなっちゃうくらい初々しいよね。
目黒 ふふふ（笑）。でも、ちゃんとそこで楽しく過ごすことが、後の現代のシーンに効いてくるのでね。僕はキラキラの中で、楽しく過ごすことを意識していました。
川口 あとは「制服姿が大丈夫かな？」という不安もあって。
目黒 それは僕もです！
川口 いや全然、大丈夫じゃん！
そんななかでも、2人の学生時代がかわいらしく、初々しく、健気に見えるようにということは意識して演じています。でも、かゆくなっちゃうくらい初々しいよね。
目黒 ふふふ（笑）。でも、ちゃんとそこで楽しく過ごすことが、後の現代のシーンに効いてくるのでね。僕はキラキラの中で、楽しく過ごすことを意識していました。
川口 あとは「制服姿が大丈夫かな？」という不安もあって。
目黒 それは僕もです！
川口 いや全然、大丈夫じゃん！
撮影の合間のお互いを見ていて「こんな一面があるんだ」と発見したことはありますか？
目黒
紬が想のことを追いかけてくるシーンの撮影で、川口さんの靴が脱げちゃったことあったじゃないですか。
川口 あったね。
目黒 そのときにすごいな、と思ったんです。僕だったら「あぁ、すみません！」と、変に真面目な感じになってしまうところを、川口さんは「やっちゃった！」みたいにおちゃめな感じで和ませていて。
そのおちゃめさのおかげで、スタッフさんの士気を下げることなく、すぐにもう一度本番に行けて。僕にはできないなと思いましたし、紬のかわいらしさに繋がっていて素敵だなと思いました。
川口 ありがとうございます（笑）。目黒くんはクールですし、「1人が好きだ」と言っているのも聞いていますし、私とは真逆の方。だからこそ、たまに見せる笑顔はいいですよね。
川口 あったね。
目黒 そのときにすごいな、と思ったんです。僕だったら「あぁ、すみません！」と、変に真面目な感じになってしまうところを、川口さんは「やっちゃった！」みたいにおちゃめな感じで和ませていて。
そのおちゃめさのおかげで、スタッフさんの士気を下げることなく、すぐにもう一度本番に行けて。僕にはできないなと思いましたし、紬のかわいらしさに繋がっていて素敵だなと思いました。
川口 ありがとうございます（笑）。目黒くんはクールですし、「1人が好きだ」と言っているのも聞いていますし、私とは真逆の方。だからこそ、たまに見せる笑顔はいいですよね。
文 平野智枝子
『silent』
（10月6日スタート 毎週木曜22時～）
出演 川口春奈、目黒蓮（Snow Man）、鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人／夏帆／風間俊介、篠原涼子 ほか