佐藤隆太 強力なライバル番組のスタートを前に加藤シゲアキと直訴「真裏で“大泉洋大先生”が登場しますが、リアタイは絶対にこっちで！」火9ドラマ『新東京水上警察』トークイベント＆第3話上映会レポート

“佐藤隆太＆加藤シゲアキ 名場面の振り返りに自分たちのシーンが登場せず、「俺たち出てないじゃん！」”

劇場後方から客席を通ってステージに登場した佐藤さんは、「こんなに大勢の皆さんが入ってくださると思っていなかった。ありがとうございます」と休日の午前中から駆けつけた観客に感謝。加藤さんも「ビックリしました！」と広い劇場を見渡しました。

すでに１、２話が放送されていることで反響を聞かれた佐藤さんは、「家族や友人、あとはSNSなどでも楽しんでいただけたという意見が多くてすごく嬉しいです。リアルな声ですと、野球部時代の先輩から『思ってたより楽しかった』という連絡をもらいました。SNSのコメントを演者もチェックしていますし、皆さんの声が励みになっています」と紹介。

加藤さんは「もう『映画化が決まったのかな？決まったんだ』っていう気持ちになりますね。１話でも最終話でもなく、３話の先行上映会ってとても珍しいことなので」と、放送開始後のイベントについて感想を寄せました。

水上警察を扱った日本初の連ドラということで、まずは１、２話で話題になったシーンを振り返ることに。ワクワクでスクリーンを振り返った佐藤さんと加藤さんでしたが、そこに映し出されたのは椎名桔平さん演じる玉虫署長と、皆川猿時さん演じる高橋課長の場面。

佐藤さんと加藤さんは「俺たち出てないじゃん。他にもあったでしょ！」「俺たち２人を呼んでおいて、何でこのシーン！？」と立ち上がって不満をぶつけ、「『このときの現場はどうでしたか？」って聞かれても答えられないから」とボヤきました。

続いてのシーンを紹介する前に、佐藤さんが「出るだろうな、俺たち、出るだろうな」と期待する中、スクリーンに映し出されたのは佐藤さんと加藤さんはそこにいるものの、柴田理恵さんが演じた介護施設の入居者・福留洋子が凄みを帯びた表情で何かを訴えるシーン。

加藤さんは「こっちが先でしょ」と喜んだものの、「ここで話を聞きたいのは俺たちじゃないな、多分」と、柴田さんの怪演が放送後に話題になったことをふまえて肩を落とし、この流れに会場は大爆笑となりました。

本作の見どころはなんといっても水上アクションで、当然、警備艇のシーンがメインに。進行役を務めた上中勇樹フジテレビアナウンサーから「船酔いなどは？」と聞かれると、佐藤さんが「僕はめちゃくちゃ船酔いをする人間」といい、一方の加藤さんは「僕は本を読んでいました」とあっけらかんとした態度。

加藤さんが、「碇（佐藤さん）さんが大変なシーンを撮っているときに僕は待っていることが多くて、優雅に本を読みながら『頑張ってるなぁ』って（見ていました）」と回想すると、佐藤さんは「本当にビックリしました」と発言。

続けて、「僕は本当に酔いやすいので、まず酔い止めの薬を飲まなければダメ」と告げると、加藤さんが「人生で１回も飲んだことがないです」と明かし、客席からは「えーっ」という声があがりました。

“Aqua Timez 期間限定の再結成活動で11年ぶりの主題歌「ドラマとセットで記憶に刻まれたら」佐藤隆太は「涙がこみ上げるくらい嬉しかった」”

イベント後半には主題歌を担当しているAqua Timezの太志さん、OKP-STARさん、mayukoさん、TASSHIさん、大介さんも佐藤さんたちと同じように劇場後方からステージへ。

主題歌『if you come』について、佐藤さんは「曲を初めて聴かせていただいたとき、この作品とすごくマッチしていて、涙がこみ上げるくらい嬉しかった」と回想し、「最近のドラマはしっかりエンドロールを作ることが少なくなってきているけれど、この作品はそこだけ切りとっても一つの作品として成立する」と楽曲を提供したAqua Timezに感謝しました。

『if you come』はAqua Timezが11年ぶりに手がけた主題歌ということで話題になっていますが、オファーをうけたときの心境を聞かれたドラムのTASSHIさんは「今年いっぱいという再結成期間で活動する中で、こんな素敵なお話をいただけると思っていませんでしたし、フジテレビのドラマと主題歌はセットで記憶に刻まれるので、今回も『新東京水上警察』と僕たちの曲が皆さんの思い出になるようにと、気合いを入れて制作しました」と説明。

ボーカルの太志さんは「最初に台本を読んだときに、チームで戦っていくドラマだと感じました。僕たちもバンド活動をするにあたって１人ではできないことだらけで、それを補い合いながら20年間やってきたので、自分たちのことを書けばいいという気持ちで自然と向き合うことができました」とドラマとの共通点をふまえて、制作の裏側を明かしました。

これに加藤さんは「出来上がった映像を見るまで曲を聴いていなかったのですが、流れてきた瞬間に『ピッタリだな』と思いました」といい、さらに「撮影中に皆さんから素敵なお弁当を差し入れていただいたんです。なかなかお礼を言うタイミングがなかったので、この場を借りて、ありがとうございます」と感謝しました。

ドラマの感想を問われたキーボードのmayukoさんは「ハラハラドキドキしながら、一視聴者として楽しく見ています。チーム碇は個性が立っているチャーミングなチームで、一人一人がどういう人なのか、今後がますます楽しみですし、水上警察の存在を今回、初めて知り、興味深く拝見しています」と返答。

これに佐藤さんは「しっかり見てくださってありがとうございます」と笑顔をみせました。

和やかな雰囲気で進行したトークセッションを終え、佐藤さんは「１～３話で一つの事件がようやく解決するので、なんとしても３話を見ていただいて、４話以降もおつき合いいただきたい」と客席にメッセージ。

さらに、「明後日、３話の真裏で大泉洋大先生が登場するわけですよ」と、10月21日にテレビ朝日系でスタートする大泉洋さんの主演ドラマ『ちょっとだけエスパー』にライバル心をチラリ。

続けて、「あちらも面白そうですが、何を言いたいかというとどっちも見てくれということなんです。皆さん！『今日、先に３話を見たから、明後日は見ない』はなし。今日、見た人は、絶対に見なきゃいけないんだからね」と声を大にして訴えました。

一方の加藤さんも「今日見て、オンエアで見て、TVerでもう１回見て」と呼びかけ、再び、佐藤さんが「リアタイ（リアルタイム）は絶対にこっちを見て！お気に入り登録もよろしくお願いします！」と力を込めました。