2026年1月より放送する『GO！GO！チャギントン』の新作にハミッシュ役で参加！下野紘さんにインタビュー
下野紘（しもの ひろ）さん
4月21日生まれ。東京都出身。2001年の声優デビュー以降、アニメ『ラーゼフォン』（神名綾人役）で初主演を果たし、『鬼滅の刃』（我妻善逸役）、『僕のヒーローアカデミア』（荼毘役）、『進撃の巨人』（コニー・スプリンガー役）、『ズートピア2』（ゲイリー役）など、数々の人気作に出演。その他、ナレーション、朗読劇などにも出演し、マルチな才能でファンを魅了し続けている。
毎週日曜6時15分から放送中の『GO！GO！チャギントン』。2026年1月11日の放送回から、12年ぶりの新エピソード「チャギントン シーズン4」が放送されます。
『GO！GO！チャギントン』は、世界で人気の子ども向け鉄道CGアニメ。カラフルで表情豊かなキャラクターと明るく楽しいストーリーが、世界中の子どもたちに支持されています。日本では、2009年からBSフジで放送開始、2010年に地上波でも放送が始まり、今年地上波放送15周年を迎えました。
そんな記念イヤーの一環として放送される新エピソードの舞台は、港。ウィルソン、ブルースター、ココら加え、港ではたらく5キャラクターが登場します。
ハチマガでは、新たに登場するハミッシュ役の下野紘さんにインタビュー。オファーを受けた際の心境やハミッシュの役づくり、収録の感想、シーズン4の見どころを語ってもらいました。
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下野紘 レギュラー陣とは収録ができず…「順調に進行しましたが、1人だったのでさみしかったです。」
まずはオファーを受けた際の心境を聞かせてください。
可愛らしいキャラクターが多いアニメですが、今回僕が演じさせていただいたハミッシュは、声が低めの力強さを求められるキャラクターですので、その意外性が面白そうだなと思いました。
『チャギントン』は今年で放送開始15周年となります。長く続く番組に参加する点に関してはいかがですか？
まさか自分が参加できるとは思っていなかったので、とてもうれしかったです。ただ、新キャラクターに対する視聴者の皆さまからの期待感が高いだろうと思っておりましたので、緊張感もありました。
下野さんが演じるハミッシュの魅力はどのようなところに感じていますか？
ハミッシュはよく、自分の強さやたくましさを周囲にアピールするのですが、実は少し情けないと言いますか…とぼけたところもあるキャラクターです。そのニュアンスを出しつつ演じましたので、魅力として皆さまに伝わったらうれしいです。
収録の感想を聞かせてください。
可能であれば皆さんと一緒に収録したかったのですが、1人でしたのでさみしかったですね。でも、歌うシーンや息を合わせるシーンに関しては、他のキャラクターの声を聞かせていただきつつでしたので、「自分は1人じゃないぞ」と思いながら収録ができました。
ハミッシュの声に関して、監督からリクエストなどはありましたか？
イギリスの声優さんが低音の方だったので、吹き替えも音域を合わせて準備をいたしました。収録時に、監督から「“屈強な男感”をもっと出してほしい」というご指示をいただきましたので、力強い“港町の男”感をより一層に意識して演じております。
下野さんは子どもの頃、列車や働く車に興味はありましたか？
車や列車は好きだったと思います。僕自身にとってはおぼろげな記憶なのですが、祖母の家の近くに電車が通っていて、よく踏切のところに行っては電車を見ていたようです。それぐらい列車に興味がありました。…ですから、列車のキャラクターの声を担当することができて本望です。
最後に、ハミッシュの注目してほしいポイントを聞かせてください。
梶裕貴くんが声を担当するスキッパーというチャギントンの港のリーダーがいるのですが、スキッパーが歌いながら作業の指示をして、ハミッシュが相棒のヘンリーと一緒に「運ぶぞ♪積むぞ♪」と応えるシーンがあります。その息の合ったところに注目してください。また、事前に台本を読んでいたときに、どう読んでもある芸人さんのネタに聞こえてしまうセリフがありまして。収録時も監督から「あのネタのように」とご指示をいただきましたので、あくまでもハミッシュというキャラクターを保ちつつ、芸人さんを意識しつつ演じました。是非見つけていただき、楽しんでもらえたらうれしいです。
取材・文：平野智枝子
撮影：西谷圭司
『GO！GO！チャギントン』
放送日時：毎週日曜6時15分～
出演
ナビゲーター：つるの剛士
梶谷直史（フジテレビアナウンサー）
キッズナビゲーター：本田涼香、石井湊太
15周年アンバサダー：原因は自分にある。（大倉空人、小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大、武藤 潤、杢代和人、吉澤要人）