グロージャン、ロータスとの最終戦に臨む

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ロマン・グロージャンは、来週末のアブダビGPで10年を過ごしたロータスとの最終戦を迎えるが、胸がいっぱいになるだろうと予想している。

グロージャンは2005年に同チームの若手ドライバープログラムに加入し、2009年にF1デビューを果たした。その後、2シーズンをジュニアカテゴリーで過ごすことになり、オートGPとGP2でタイトルを獲得すると、2012年にF1に復帰。2016年にはF1に新規参戦するハースF1チームへ移籍することが決定している。

「攻めのレースをするつもりだ」とグロージャンは語った。

「もうためらう必要はない。レースでE23を走らせるのは最後になるから、このクルマを盛大に見送りたい」

「全力でレースをするつもりだし、エンストンの全員が有終の美を飾りたいと考えていることは分かっている」

グロージャンは、最終戦後にファクトリーを再訪問し、チームメンバーに正式に挨拶をしたいと述べている。

「チームとミーティングや食事、トラックウォークなどを行なうのがこれで最後になると思うと非常に辛いよ」

「エンストンでの日々では嬉しいことをたくさん共有し、人格形成期を過ごしたから、最後に楽しむことができると思う。もちろん、離れる前に何年も一緒に働いてきた人たち全員に会うためにファクトリーを訪れるつもりだ。きっと感動的な1日になるだろうね」(情報提供:GP Update)

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