レッドブル、エンジン契約締結間近か

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レッドブルのダニエル・リチャルドによると、来週末のシーズン最終戦のアブダビGPでチームが2016年のエンジンに関する発表を行なう予定だという。

レッドブルはシーズン中盤、信頼性とパフォーマンス不足のルノーとの提携を今季限りで解消する予定であることを明らかにしていた。

メルセデスとフェラーリはレッドブルへのパワーユニット提供を拒否し、ホンダに関してはマクラーレンのロン・デニスがレッドブルとの提携を阻止しようとしていると報じられた。

このため、レッドブルとルノーの提携が2016年も継続される可能性が浮上しているが、リチャルドはチームが間もなく発表を行なうことを明らかにしている。

「予想だけど、アブダビあたりだろうね」と、レース・オブ・チャンピオンズに参加しているリチャルドは語った。

「シーズン最終戦までになんらかのニュースがあるはずだ。何も約束できないけれど、来週中に何かが分かるといいね」

またリチャルドは、レッドブルの空力とシャシー部門の可能性を考慮して、ライバルメーカーが同チームへのパワーユニット提供を渋っていると考えている。

「ちょっとだらだら続いていたのは確かだけど、グリッドに並ぶことをチームが決定し、自分も来年の仕事があることが分かったから、それは嬉しいことだよ」

「多くのサプライヤーが拒否したから、それは少し残念だ。でも理由を考えてみると、僕たちには優れたシャシーがあるから彼らはそれを多少恐れているとか、そんな感じだと思う」

「今できることをやって、2016年にどうなるか見てみるよ」(情報提供:GP Update)

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